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技術的雑談-WhiteBox LinuxのHDDからのInstallの変更点

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!!!技術的雑談-WhiteBox LinuxのHDDからのInstall

!!環境
*CD-ROMが無く、またCD-ROMの外付けが不可能なPC
*ネットワークカードも内蔵されていないPC
*OS:とりあえずWhiteBox Linux、RedHat Linuxなどはできるらしい

!!目的
*CD-ROM、NIC経由(pxeboot)でのInstallが不可能なPCへWhiteBox LinuxをInstallする

!!対処
*内臓HDDにbootに無関係なスライスを切り、そこにWhiteBox LinuxのInstall CDの.isoイメージを保存しておく
*Install FDDから起動させる

!!手順
*とりあえず何でもいいので、スライスを切れて、ext2かext3のFileSystemを作成できるOSをInstallします。(私の場合はFreeBSD6.1をFDD経由でInstallし(別記事参照)、kernelをコンパイルしなおし、ext2fsを使用可能にしました(別記事参照))
*bootスライスにする予定の無いところにext2かext3でFileSystemを作成する。(mke2fsを使用) WhiteBox Linux 3/4はext2/3 FileSystemからしか.isoイメージを読み込めない。
*今作成したFileSystemにhttp://whiteboxlinux.orgからダウンロードした.isoファイルを保存する。この際、モロに.isoファイルを置く。.isoファイルの中身を展開しておいておく必要は無い。(逆にそうするとInstallerがメディアを認識してくれない。)
*WhiteBox LinuxのInstallerをFDDより起動する。
**Webサイトよりbootdisk.imgとrawrite.exeをダウンロードし、FDDを作成する。
**(この際、drvnet.imgなどのドライバーディスクは無くてもOK)
**FDDも内蔵されていないPCの場合、USB-FDDが使える場合もあるので使ってみる。(VAIO C1XGはUSB-FDDからのbootはできました。)
*Install Mediaの場所を聞いてくるので、「Hard disk」を選択し、次の画面で「/dev/hdaX」を選択する。イメージを置いたディレクトリを指定する。
*Installerが「メディアを見つけられません」と言う場合は他のDisk、ディレクトリを試す。
*Diskスライスを作成する画面では「Auto」は使えない(.isoのあるスライス/FileSystemはつぶせないため。むしろつぶしてもらっては困る。)
*後は普通のInstallerと同じ。ただし、CD-ROMの場合と異なり、グラフィカルInstallerは使用できないため、FDDからのGRUBで:linux textしなくてもそれと同じ状態になる。

尚、WhiteBox Linuxの場合、http://ftp.riken.go.jp/Linux/whitebox/3.0/en/os/i386/images/にFDD用の.imgファイルがあるが、これは(この場合、)WhiteBox 3.0用のInstallerである。
respin2・3を使う場合は一旦.isoを展開できるPCへhttp://ftp.riken.go.jp/Linux/whitebox/3.0/en/iso/i386/liberation-respin3-binary-i386-1.isoをダウンロードし、.isoの中のos/i386/images/bootdisk.imgを取り出してFDDに焼いてInstall用boot FDDを作る必要がある。
FTPで直接取得できるbootdisk.imgを使うと、HDDにおいてあるイメージがrespinXだった場合に「.isoイメージが見つけられません」と言われてしまう。
WindowsであればWinISOやExpLzhの最新版などが.isoファイルからのファイル取り出しに対応している。

!!履歴
2006/6/6 -- 初版

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