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!!!技術的雑談-Windows上のVMWareServer2.0が電源投入時に自動起動しないようにする
!!環境
* ホストOS : WindowsXP sp3
* VMWare Server 2.0.8
!!現象
*VMWare Server 2.0をインストールするとPCの立ち上げに時間がかかる
*常時VMWare分のメモリを食うのが気に食わない
!!手順
VMWare Server 2.0.xをインストールするとデフォルトでいくつかのVMWare関連のServiceがInstallされ、OS起動時にStartされるように設定される。
しかし、VMWareの本体と一緒にWeb GUI用のTomcatなども起動され、OSの立ち上がり時間が余計にかかるようになる。
メモリーもいくらか食う。
しかも、VMWareの起動と同時にGuest OSが起動するような設定にしてあると益々OSの起動時間が長くなる。
そこで、VMWare Server用のServiceをOS起動時に自動起動されないようにし、VMWareを使いたいときにServiceを起動するようにしてやる。
! Serviceの自動実行の停止
以下のWindows Serviceの起動を「自動」から「手動」に変更する。
* VMWare Authorization Service
* VMWare DHCP Service
* VMWare Host Agent
* VMWare NAT Service
* VMWare Server Web Access
* VMWare VSS Writer
やり方は、「マイコンピュータ」を右クリックして「管理...」を選択。
管理コンソールが表示されたら左側のツリーの一番下の「サービスとアプリケーション」の中の「サービス」を選択。
左側のリストから上記のサービスを探し、ダブルクリックするとプロパティー画面が表示されるので「スタートアップの種類」を変更する。
! VMWareの起動・停止バッチを作る
上記のServiceを止めたままだとVMWare Serverが使用できない。
なので、使いたい時にVMWare Serverを起動するバッチを作ってやると便利。
なお、どうも上記のServiceには依存関係があるらしく、起動・停止の順番があるっぽい。
まずは起動用バッチ。
net start "VMWare DHCP Service"
net start "VMWare NAT Service"
net start "VMWare VSS Writer"
net start "VMWare Host Agent"
net start "VMWare Server Web Access"
当然、実行するユーザがPower Userなどの強い権限を持っていないとServiceが起動しない。
次に停止用バッチ。
net stop "VMWare Server Web Access"
net stop "VMWare VSS Writer"
net stop "VMWare Host Agent"
net stop "VMWare NAT Service"
net stop "VMWare DHCP Service"
何度か試行錯誤したが上記の順番で問題なさげ。
上記2つのバッチファイルを使いやすい場所に作成して、VMWareが使いたくなった時に手動で実行すればOSの起動時間は少なくて済む。
尚、起動・停止共にコマンドを実行してから少し時間がかかるのでWeb GUIがHTTPエラー500とか403になっても焦らないように。
(スペック低めのマシンでも1分程度？)
! 合わせ技
VMWare内のVMの設定に「電源ON時にゲストOSを起動する」という設定項目があるが、厳密には「VMWare (Service)が立ち上がった時」なので、試験などで頻繁に使用するVMがある場合は、「電源ON時にゲストOSを起動する」に設定しておくとVMWare起動バッチを実行してしばらくするとVMが起動する。
また、[[Windows上のVMWareServer2.0内のVMをコマンドラインで操作する|技術的雑談-Windows上のVMWareServer2.0内のVMをコマンドラインで操作する]]と合わせて覚えておくとVMの登録以外はWeb GUIなしでバッチファイルなどで一発起動できる。
非常に便利。
!!履歴
2009/04/15 -- 初版
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!!突っ込み
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