!! Flight Log 2010年 07月 17日 - 三連休勝手に合宿1日目 前回の訓練が6/2だったので1ヵ月以上間が空いてしまいました…。 三連休初日から超晴れ。 キャンプとバーベキューの用意をして9:30少し遅れて飛行場に向かうと……あれ、あんまり人がいない。 これはもしかして暑すぎるからか? 練習機のカバーを取って始業前点検。 夜間は外してあるピトー管をダッシュボードの上から取ろうと握ったら熱い!!! うおぉ!マジで火傷しまっせ!! ハンカチでつまみながら垂直尾翼の前縁上部の穴に差し込もうとしても力が入らないので中まで入っていかない。 ピトー管を止めるビニールテープも無くなっていたのでクラブハウスに探しに行ったけど、在庫が無いっ! ビニールテープを求めてクラブハウスをウロウロ。仕方が無いので整備工場にもらいに行くか3km先のコメリにでも買いに行くか!と思っていると、グライダーASK13の中にあるのでは?との事。 JA2255のカバーをコックピット付近だけめくってキャノピー開けて中を探すと……あった!! たかだか10cmのビニールテープですが、これが無いと飛べませんからねぇ。ここまでで30分経過〜。 既に汗だく。 で、ピトー管をテープで固定してエンジンカウルを開けてエンジンの点検。 カウルのクラック・ナシ、油漏れナシ、電線の傷つき・脱落ナシ、ロッド・ワイヤーの傷・脱落ナシ、プラグ回り異常ナシ、エンジンオイル…ありゃ、minレベルギリギリやんけ。 G109Bのグローブ社のエンジンオイルは普通の車の4ストロークエンジンオイルと同じ。ストックの場所も承知。 で、ナンボ入れれば良いかというと、minレベルで残量が1.75リットル、maxレベルの時は…… ……あれ?いくらだっけ?(汗) 暑さとブランクでだいぶ頭がボケているようです。 クラブハウスに戻ってG109Bの飛行規程を立ち読み。 「maxで3.5リットル」 あまり入れすぎると無駄にオイル燃やしてモッタイナイので「minとmaxの中間ぐらいで良いよ〜」と以前聞いたような気がして、その時は確か0.6だったか0.8リットルだった気が…。 (かなり脳内温度が上昇しております。) で、「(3.5 - 1.75) ÷ 2」が暗算でできなくて、手にボールペンでカキカキ。 でも心配なのでデンタクでポチポチ。 答え:0.875 オイルジョッキで約0.9リットルのオイルを汲んでエンジンに入れます。 チェッカーを入れると今度はちゃんとminとmaxの中間に液面がありました。 ここまででさらに30分経過〜。 大丈夫か?自分。 エンジンカウルを元に戻して、今度は燃料を確認。 燃料残:30リットル。 ローカルの訓練の時は大体いつもタンク7割〜7.5割にするのが通常。 遠くに行きたいライセンシーやナビに出かける訓練生は自分で燃料残量をチェックする(はず)なので、40リットル給油することにします。 燃料車を持ってきて、訓練生のSさんに説明しつつ給油〜。 給油車のバッテリーがアガりやすい事への対処方法や油種と使用機種などを説明しつつ30リットル給油します。 ……ん?30リットル?? どうやら脳味噌が熱暴走ぎみで自分で決定した給油量を忘れたようです(汗) 燃料計を確認してあと10リットル継ぎ足し。 めでたく燃料計は7割(約70リットル)になりました。 給油表に記入して燃料車をもう一機の練習機の人に渡します。 プロペラを10回手回しして、今度はスロットルを全開にして……ってスロットルを触るとこれも熱い!!! ぬおおおおおお〜〜〜!危険だ! 薄手の座布団をスロットルに乗せて一時遮光。その間にペラをさらに10回回します。 で、先程のSさんと一緒にランナップ。 ってメインスイッチ入れた時点で油温が40℃超えてるでね〜かよ。どんだけ暑いんだよ。 そんなわけで、無事にランナップを終えて訓練可能状態になったのは11:15……orz 一服して水分補給して訓練開始。科目は引き続きTGL。 RWY25のターニングパッドでランナップを終えてラインアップしようとするとベースに1機、ダウンウインドコール直後が1機。 ……ベースの1機は待つのは脳内議論の余地はないけどその後の機体はどーしようか。 教官「1機目はどうしますか?」 自分「待ちます。」 (1機目タッチダウン) 2機目を見ると、ベースターンを終えたぐらいの所。多分、ライセンシーの方や普通の訓練生の方だったらラインアップするセパレーションだったと思いますが、軸線合わなくてモタついてゴーアラウンドさせてしまったりするのでは… 教官「2機目はどうしますか?」 自分「あれがタッチダウンしたらラインナップします。」 というヘタレ魂が頭をもたげてしまいました…orz (混雑していたり日没間際だったら教官がオーバーライドしていたのかもなぁ…。) と、当初の自信とは裏腹に、1か月間が空いてしまった割には「意外と忘れてないな」というのが正直な感じ。 バックトラックしてもおおよそちゃんと真中を走れたり、ラインアップする時にピタッと中心に合わせられたり、「あ、もしかして少しはうまくなった?」とか思ってしまったり思わなかったり。 が、操縦を忘れていない代わりに1か月前に指摘された「ファイナルで速度が抜ける」「左車線に降りてしまう」もそのまま…(T_T) 悪いクセは忘れてもいいんだってばぁ〜>自分 それでも何とかノーマルパターンで4回、ショートパターンで2回。 ノーマルパターンのファイナルでは横風成分が少なめなこともあって軸線に関してはそれ程問題なし?で降りられた感触。 フレアのタイミングも「タイミングでフレアをするんじゃなくて、接地姿勢を作る為にフレアをする」を聞いてからはだいぶ楽になりました(^^)v ショートパターンでの最後のフルストップは無線を教官にお願いして自分でベース、ファイナルのターンのタイミングを取りました。 だいぶタイミングが遅くてファイナルに正対したときにはいつもより低くて、「コレ届きますよね?」と聞いてしまいましたが、大丈夫でした(^^A; (地上では、無線でコールをしてきたのが教官だったから「ヘタクソだから無線取り上げられた?」との憶測が流れたようですが、大丈夫ですよぉ〜(^^A;;) 今回の訓練は自分的には70点ぐらいだったでしょうか。 (自分に甘い?) 久々にちゃんと訓練ができてとても楽しかったです。 午後はお肉を買ってきてバーベキュー! が、あまりの暑さと開始の遅さであまり参加人数は増えず^^; 夕方はさらに炭火でご飯を炊いてバーベキュー!! 宴会は深夜まで及び、河川敷の飛行場に代行運転を呼ぶまで続きました。 (いやぁ、正直なところ来るとは思わなかったので、GST先輩には冗談で言ったつもりだったんですが…。) 差し入れを持ってきて下さった皆様、ありがとうございますm(_ _)m そんなわけで合宿は2日目へと続く。 {{comment multi|w}} ---- [[2010年07月の一覧へ戻る|Flight Log 2010年07月]] [[Flight Log トップに戻る|Flight Log]]