!!! 3. Bundle Repository !! 3.1 イントロダクション(Introduction) SpringSource Application Platformにおいて、アプリケーションが依存するサードパーティーのライブラリ(SpringFrameworkやHibernateなど)はバンドル・リポジトリ(Bundle Repository)に保存されます。 全ての依存ライブラリはOSGiのバンドル(bundle)としてバンドル・リポジトリに置かれます。 OSGiバンドルにされていない依存ライブラリはサポートされません。 アプリケーションがインストールされた時、必要とされる依存バンドルが既にインストールされているバンドルの中で見つからないと、SpringSource Application Platformはその依存性を解決しようとします。 あなたのアプリケーションとサードパーティーの依存性は「インポート・パッケージ(Import-Package)」または「インポート・ライブラリ(Import-Library)」と表現されます。(SpringSource Application Platform Programmer's Guideを参照) 依存するサードパーティーライブラリーは複数のバンドルから成ることもありますが、1つの論理的な単位となります。 これをサポートするためにSpringSource Application Platformは「ライブラリー」の概念を取り入れます。 「ライブラリー」とは関連するバンドルの集合を表します。 「ライブラリー」の詳しい使い方や作成方法はSpringSource Application Platform Programmer's Guideを参照してください。 あなたのアプリケーションのサードパーティー依存を解決するには、そのライブラリーかバンドルをバンドル・リポジトリーに追加します。 ---- ''(訳注)'' すいません、日本語としてわかりづらいと思いますが…。 多分こういうことです。 * S2APには「バンドル・リポジトリ」というものがある。 * バンドルとはOSGi Bundleのことである。 * S2APでは追加ライブラリなどを必ずバンドルにしなくてはならない。 * バンドルリポジトリはアプリケーションの必要とする依存ライブラリをバンドル・リポジトリから探し出して解決する。 * 「ライブラリ」は複数のバンドルをまとめたものである。 多分、「ライブラリ」という言葉が2つの意味で使われてしまっているのが問題なのかも。 (単なる.jarとしてのライブラリと、バンドルの集合体としてのライブラリ。) 以降、この約では、単なる.jarとしてのライブラリを「ライブラリ(*.jar)」と表記し、バンドルの集合体としてのライブラリを「ライブラリ(バンドル)」と表記します。 (文脈的にわかりづらい場合のみですが。) ---- [[次へ|s2ap_ug_ch03s02]] [[戻る|s2ap_ug_ch02s04]] [[目次|s2ap_ug_目次]] [[技術的雑談に戻る|技術的雑談]]