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毒入り-2000年5月17日

成仏した食材への供養


一人暮しはじめて、はや1月半が経った。

最初は会社に行く2時間前に気合を入れて起きて、掃除・洗濯・夕飯の米とぎなどを済ませて家を出ていたが、最近は段々と起きる時間が「それなり」になってきてしまい、大体家を出る1時間前になってきた。
ちなみに自宅から会社までは「徒歩」で10分。キックボードなら5分(爆)

(ここだけの話、背広を着てキックボードで颯爽と風を切って出勤するとなぜか世間の風当たりが強い。冷ややかな視線は「羨望」なのか「軽蔑」なのか……(謎))

大体朝食は80%は「目玉焼き」。
これは実家にいた頃からよく食べていたので単に割合が増えただけだ。あとはトースト。調子のいいときはキュウリかトマトが出てくる。で、やっぱり牛乳か?

牛乳だけは中学校の頃から毎日飲んでる。飲まないとなんだか物足りない。
「牛乳嫌い。おなかがゴロゴロする」とのたまう人々もいるが、私は今だかつてそのような怪奇現象は遭遇した事がない。
尚、中学校の頃は兄弟3人合計で毎朝2リットルの牛乳を消費していた。どうだ、参ったか、スイス人、ブルガリア人!

昼飯はコンビニでカップラーメンを買うか、弁当屋で弁当を買う。時々、自宅から弁当を持ってくる事もある。

私の場合、弁当と言っても昨日の夕飯の残りのおかずと冷凍食品のお惣菜、同じく昨日の残りのご飯のおにぎりが2つ。わずか5分で出来る。特におかずは凍ったままのお惣菜を耐熱性の弁当箱に入れ、電子レンジでチンするだけである。おかずだけなら2分ぐらいで出来る。

ちょっと厄介なのが夕飯。
とりあえず元気があるうちはご飯を炊いて、見よう見真似で怪しいおかずを作って(これについては別の回で…)、適当なもので味噌汁を作って、食べる。

おかずの作り方は、会社の裏のスーパーに言ってアドリブで決める。が、最終的には「火を通せばなんでも食えるだろう」ぐらいの完全無欠な男料理である。

ただ、ここで困った事がある。
私が忘れっぽいせいか、小食なせいか、はたまたスーパーの戦略なのか、冷蔵庫で「成仏」してしまう食材の多い事多い事……。

過去1週間ぐらいの思い出せるだけでも、

  • こんにゃく1袋
  • サラダ菜約1株
  • 冷凍食パン2枚
  • 作り置きハンバーグ約300g
  • キュウリ2本
  • コマイの干物(こまいって魚知ってる?)1袋500g
  • たまねぎ1/2個
  • 長ネギ1/2株
  • にら2/3株
  • にんじん1/2本
  • 里芋のそぼろ煮1人前(すまん!M嬢!)

ぐらいはすらすらと思い出せる。
きっと私がもっと物事について注意深く記憶する人間だったらもっとたくさんのモノがリストにあがる事ができるだろう。もっとも、そんな注意深く物事を思い出せるようだったらスーパーに行った時に頭がリセットされてしまう事はないだろうが……。

が、よくよく考えてみるとスーパーが悪いのか?
だって、明らかに全てのものが「4人前」を一単位に売られている。
そりゃあ一人暮しは(正確には友人と2人暮らしだが)社会的効率が良い行為とは言えないだろうが、せめてキャベツぐらいは「半切り」も売ってくれ!
「冷蔵庫顛末」の雑感ではないが、このままじゃ私まで料理を放棄せざるを得なくなってしまうぞ〜〜〜。

で、最近は「痛みやすいモノは切り分けて冷凍にしておく」とか「炒め物にして体積を圧縮して食べる」とか「夜作ったものを朝にも食べる」などの手段を講じているが、なかなかこれも大変な作業である。
人の作ったものならいざ知らず、自分の作ったものを朝晩2回食べるのはひじょ〜〜にむなしいぞ。きっと一人暮しの経験のある人は分かってくれるに違いないが。

しかし、外食に既に「アキ」が来まくっている私には「自炊」しか道は残されていないのだ・・・・・・。

「生は食にあり」とは、中国人はやっぱりエライ!!
楽園への道は険しくて遠い……はあ。

最終更新日時:最終更新時間:2005年08月02日 11時29分21秒
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