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FlightLog/2009-11-8

  Flight Log 2009年 11月 08日 - TGL×6 + BBQ×2


昨夜のうちから「明日はバーベキューです」とお触れが出ていた上に、「バーベキュー要員は9時集合!」と号令がかかったからには遅刻するわけにはいきません。
前日11時に寝て朝6時半に出発したのですが…途中で事故渋滞に巻き込まれて飛行場到着は9時ギリギリ。

早速ホワイトボードに名前を書いて「(買出し)」と注釈してお肉の買出しに出かけました。
注意)別に飛んでいったわけではありません。車で行きましたので悪しからず。

「4nm West of 大利根」の小林牧場をかすめて行きました。
(本当に飛んで行ければ片道10分もかからないんですけどね…。)

買い出し終わって戻ってきたのが11時前。
火をおこそうとゴソゴソしているとあっという間に自分の番が回ってきました。
今日はナビ訓練に出かける方が2人もいらしたので「ローカルでグルグルする人はとっとと飛んでください!」というわけだったらしいです。

前の訓練生の方が降りてきたらその場で乗員交代して乗り込みます。

今日のコンディションはほぼ真北〜北北東の風、微風。
帰ってきたときの観測値で50°から3kt。
TGL初心者には絶好のコンディションです。
モヤがかかって視程が低めなのと、雲底が低い(多分2000ft切っていたと思います)が少々気がかりではありましたが…。

RWY07にタキシング、ランナップ、ラインナップ、今日はちゃんと全部ATCできましたヽ(^▽^)ノ
噛んだりボケたり今まで散々でしたが、これも好天のおかげ。

んで、離陸も軽やかに〜と行きたかったのですが、上昇速度が一定せず、最初のターンで400ft程度。

教官「う〜ん。500ftでターンしたいね。上昇率が一定していなくてロスしているから届かないんじゃない。」

クロスウインドからダウンウインド、プレランディングチェックを済ませて、ダウンウインド・コールのATCを入れます。
(ぱっと「右」と「左」が出てこないのは左右盲ってヤツなんでしょうか…orz)

ベースターンをして、滑走路位置を意識しながらターン直前でエンジン・アイドルにしてファイナルターン。
旋回しながらターニング・ファイナルのATC。

とにかく滑走路に軸線を合わせるのに必死!
「ここかな?」という方向に向いて気が付いた時には川を渡りきる直前。
しかも高度は700ftぐらいある。

高い!高すぎる!

おりゃぁ!とダイブ全開で降りますが、ダイブ全開ってやっぱり怖い…。
正直なところゴーアラウンドする事も一瞬考えましたが、なんとか高めに飛行場に到達。
接地帯あたりでフレア…その先に着地。

残っている滑走路が短いので尻を上げてとっとと離陸します。

まずは先程の「離陸最初のターンまでに500ft」の注意と、ファイナル前のパワーカットの点についての注意。
パワーカットの地点が無風状態に対しては遅すぎるとの事。
さらに、ベースターンの地点が少し手前だったのでファイナルターンからの高度の消化(?)が少なかったとの事。

まずは離陸で水平線と速度計を気にしながら110km/hを厳守。
今度は最初のターンまでに500ftに達する事ができました。

次にベースターンの位置。
赤白鉄塔から1本目の灰色鉄塔と次の灰色鉄塔の間を通るようにしますが、焦らずに1本目の灰色鉄塔が左翼端にかかるまで待ってからターン。
ベースで北風に流されないように偏流を取って、利根川を渡った土手の上でパワーカット。
(結構遠く感じます…。今までが適度に向かい風の時が多かったからでしょうか?)

ファイナルターンは滑走路の延長線上に機軸が乗るようにターンしますが、乗ったつもりでも教官に「もうちょっと右」と言われてしまうのは無意識のうちにスピナーを自分の正面と捕らえてしまっているからでしょう。(今にして思えば。)
ダッシュボード左側のスピーカーの左端を滑走路の白線に載せるぐらいの感じで、右翼で駐機場の機体を蹴飛ばすんじゃないかという気持ちで軸線に乗せます。

滑空スピードは115km/hを死守。
130km/hの巡航からパワーカットした時に緩やかに機種を上げて「115km/hの姿勢」にします。
でもこれ以上機速を抜くのは厳禁。
(でもATCでマイクを探したりすると無意識に引いてしまう…。)

2回目のTGLは自分でも「お?!」というほど高度と降下角については上手く行ったと思いました。
高度計を見てもきちんと「川の手前で500ft、川を渡って400ft、飛行場に入って200ft」を通っています。

教官にも「今のパスで教科書通りですか?」と聞いたところ、「いいんじゃない」との事。
このパスの時の滑走路と機首との間の見かけ距離を覚えます。

最後の最後でフレアのタイミングが速くて接地点が先に伸びてしまいました。
教官の「もう一回フレア〜」というアドバイスが「ここで慌てるな」ということを物語っています。
視線を遠くに移すタイミングで地面が近いような気がしてここでも無意識のうちに引いてるんだろうなぁ…。

接地して、尾輪をつけたまま速度を殺し、スポイラーをしまってパワーを入れますが、左右がヨレてスロットル全開まで少し躊躇があったのですが、

教官「パワー!パワー!」

…すいません、左右に気を取られて滑走路の残り距離が見えていなかったようです。
これも「一つに集中してしまわない」ですね。

その後、合計で5回のタッチアンドゴーを行いましたが、自分的にはパス角はその2回目が今日の最適、左右の位置は最後のTGLの時が最適、離陸から上昇は3回目か4回目が最適だったと思いますが、さすがに5回もやると、今これを書いていて思うのですが、正直なところ記憶し切れません…orz
トリ頭の私には「はっきり全てを覚えていられるTGLの回数」は3回程度ということでしょうか…orz

ただ、離陸からの累積減点数が減れば減るほど余裕ができて「着陸が楽になる」というのは良くわかりました。
少なくとも2回目の「良いパス角」に乗れたときは左右の位置に集中してしまっていても速度や高度がブレませんでしたし、その左右のブレも「自分の正面の捉え方」が減点無くできるようになれば多分何も問題ではなくなるんじゃないかと感じます。

ただ、「わかることとできることは別のこと」という事で、これも何回もやって最適なパターンを覚えていくしかないのでしょう。

(これに向かい風や横風が加わったらやらなくちゃならない事がもっともっと増えるわけで…あーおそろし。)

しばらくは訓練時間を30分に絞って、TGL3回程度に集中して消化できてからおかわりをするというのも手なんじゃないかと思いました。

GST先輩や某ソルジャー先輩に話を聞くと、
「着陸の時はパワー絞った後は高度計は見ない。滑走路とカウルの隙間を一定にして、機軸をあわせることができれば自然にその高度でそのポイントを通過できるよ。」
との事。
なるほど。

訓練の後はバーベキューをして、片づけをして、成田空港に帰国する両親を迎えに行きました。
弟も合流して成田の「いろり屋」で炉端焼き。

1日に2回もバーベキューを楽しみました。

ところで、帰ってきてから某所のブログを見たんだけど、「4°のパスの見え方」を土曜日にやってたみたいなんだけど、すっごく気になる!!
今度聞いてみよう。

  • お疲れ様でした^^ 短期集中案のハーフタイム訓練、良いかも知れませんね。1度、降りて頭を休めてハーフタイムおかわりしても良いし。訓練がんばってください^^ - たまっころ (2009年11月10日 18時18分24秒)

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最終更新日時:最終更新時間:2009年11月10日 18時18分24秒
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