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FlightLog/2009-8-15

  Flight Log 2009年 08月 15日 - 8時間目


最近仕事がいよいよデスマ状態ですが、大利根に出撃です。

朝一に飛行場について機体を出して始業点検。
カウルを開けてエンジンを点検しているとエンジンオイルがmin直前である事を発見したまでは良いのですが…。
……オイルどれだけ入れればよいかわからない!
(G109B用のエンジンオイルがどこにストックされているのかは前に教えてもらったのですが、その時は「〜cc持ってきて」とあらかじめ計算されてしまったので…。)

クラブハウスに行って主任教官殿に聞いてみました。
「G109Bのエンジンオイルのmaxとminはいくら?」
アタフタアタフタ…(汗)

…すいません、結局まだ覚えられておりません。
(しかもアタフタしていて記憶から消えるわ、メモ取っていなかったわで…orz)
次回絶対に覚えまする(滝汗)

しかも、量を聞いてからオイル置き場に行ったら今度はオイル缶のフタが開かない!
間が悪い事に丁度新しい缶だったので、フタの外側のストッパー(? リングみたいなの)が取れずにモタモタしていると通りすがりのF教官に手伝って頂いてしまいました。
このリングはブッ壊しても良いんですね。肝に銘じます。

始業前点検した機体は朝一番でT大先輩がツーリングに出かけるとの事で乗り込んでいましたが、チェックの途中でコックピットから降りてなにやらゴソゴソ。
「! なんか私、やらかしちゃいました?!」
と思っていると、どうも燃料が満タンではないので追加給油するとの事。
いつもの訓練だとタンク2/3ぐらいなのでそのようにしておいたのですが、遠出するので満タンにしたかったとの事。
申し訳ありません!燃料搭載量をちゃんと聞くべきでしたm(_ _)m 反省。

幸先悪くてこれも日頃の行いか…と何だかシケておりましたが、天気は至って平穏。

練習機をもう1機出して、今度は教官立会いで点検をして、自分の訓練に出かけました。

科目は千回旋回、上昇・下降とストール。

旋回はさすがに以前程ヘロヘロと高度が変わったりひっくり返りそうになったりはしなくなりましたが、まだ目標の取り方が甘くて、90度旋回が70度になったり100度になったり…。
まだ旋回が弧ではなくて点になってしまっているようです。

忘れないようにストールの科目をもう一回メモ。

クリーン・ストール
パワーを絞って高度が下がらないようにエレベータで釣るヤツ。バフェットが来たらスティックを押して、スピードが出てきたら吹かしてリカバリ。
ランディングストール
スポイラーを出した状態でパワーを絞ってエレベータで釣る。まずはスポイラーを閉じて、スティックを押して、スピードが出てきたら吹かしてリカバリ。高度計で仮想的な「地面」を決め、それまでに回復するように。
ディパーチャー・ストール
パワーを入れたまま機首を上げる。スティックを押して水平に戻す感じと、パワーが入っている状態での機首の振られ方を感じてコントロールすることが必要。
アプローチ・ストール
旋回中に引いてストールに入れる。左右の翼で失速の入り方が違うので注意。エルロンではなくラダーで直さないとスピンに入ってしまう。

ストールは

  1. エントリー(失速に入る条件)
  2. バフェット(失速している時の状態)
  3. リカバリー(どうやって脱出するか)

を覚えて、この後のタッチアンドゴーで危険な状態にならないように、なっても回復できるようにするのが目的。
(ちゃんとできないと着陸とか離陸でヘタこいた時に慌てそうだ…。)

また、「エンジンアイドル、30度バンク、130km/hで1旋転で何ft高度が落ちるのか?」。
G109Bの場合、1回転で大体250〜300ft。180度で125〜1300ft落ちるという事。
オーバーフィールドに向かうまでの高度処理とか、オーバーフィールドから高度を落としながらダウンウインドにエントリーする時に使えそうです。

また、大利根でRWY07の時は、オーバーフィールドからダウンウインドウに入る前にダウンウインドから45度に進路を取るとお隣の龍ヶ崎の空域にかぶってしまうので、ダウンウインドウと平行に逆行しながら高度処理します。
新利根川とその向こうの最初の水路との間を飛びます。
もちろんトラフィック上の対空警戒は絶対です。

時間があるとの事で、1回だけタッチアンドゴーをさせていただきました。
「RWY07の時は川を渡ったところで200ft」とは聞いていたものの、軸線とかパスとかでそれどころではありませぬ…orz

もう一周回って今度はフルストップで今日の訓練終了。

スタッフドチキンの手伝いなどしつつ過ごし、テントを張って、お風呂屋さんに行って汗を流して、テントで寝ました。
ウシガエルの鳴き声が近かったです。

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最終更新日時:最終更新時間:2009年08月24日 21時39分58秒
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