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FlightLog/2009-9-6

  Flight Log 2009年 09月 06日 - 初タッチ・アンド・ゴー・ランディング!!


台風接近気味で横浜の時点でなーんか天気モヤモヤでしたが、9月は帰省の予定もあるので日曜日1日だけど大利根に出かける。

でも、昨日は首寝違えて温泉療法→なじみのマッサージ屋さんでヘロヘロしていたせいか、6:30の目覚まし時計で起きられず…orz
ほぼ8時出発でした…orz

飛行場に着くと既に練習機1番機はシートも取られて掃除&点検で教官含めて4人が群がっている状態だったのでトホホーとなりながら朝食。
2番機の開封作業には何とか間に合いました。

カウリング開けたらエンジンオイルがmin付近。
この前とは別の機体なんですが、何か最近立て続けにオイルLowな機体に遭遇します。

飛行機のエンジンはわざとシリンダーとピストンのクリアランス(隙間)が大き目に取ってあるので、車とかと違ってエンジンオイルはある程度燃えるものなのです。
オイル減っていても騒がないように。(知った時には「大丈夫なの?」と思いましたが、そういうものなんだそうです。)

2番機を開け終わったところでターボアローのオーナーさんのWBSさんの機体が今日は能登に行ってくるとの情報が!!
大先輩Tさんに「一緒に行く?」と声をかけて頂きましたが、練習生は訓練第一です。
泣く泣く自体させていただきました…orz

お〜、速いターボアロー乗ってみたいよ〜。
能登に1時間半で行ってンマイ刺身食べてみたいよ〜(T_T)
でも、練習、練習。

天候は晴れ。
雲は少ないけど雲底はやや低めだけど、問題あるほどじゃない。
むしろ、やや北風成分アリの東風が強い…。

成田のTAFを見せてもらうと03018GT26!!
(方位30度(北北西)からの風18kt、時々26kt)
うーむ。大丈夫?
大利根のウインドソックを見る限りは大体RWY07に正対風なのでだいじょーぶでしょう。

お昼過ぎに自分の訓練の番が回ってきまして、今日のFJN教官と、
「離陸してタッチ・アンド・ゴー1回して、印旛沼行ってエアワークして、残りの時間またタッチア・アンド・ゴーしましょうか。エアワークも、今日は風のある中で真っ直ぐ飛ぶ練習」
ということで練習内容決定。

外来機があった関係でスポットを明け渡さなくてはならない為、教官が即座にエンジンかけて滑走路の横へ。
そこでチェックリストに従ってエンジン始動からランナップまで。

今日はなるべく無線も自分で!
…と、いっても半分以上は横で教官が言うのを追って復唱でしたが…。
(大体フライトサービスの無線でも「お手本」が聞こえていたらしい。)

ATCの基本は、

  1. 呼び先と自分のコールサイン
  2. 自分のポジションをレポート
  3. これから自分が何をするのか宣言

呼び先は、ラジオチェック(無線機の送受信チェック)をしたり滑走路の状態を聞くなら「大利根フライトサービス」、他の近隣の機体に知らせる場合は「大利根ローカル」。

ポジションレポートは、「xxから東西南北どの方向に何マイル」の「高度何フィート」かを合わせて報告。
(これはATCでのエチケットで、いきなり管制圏の無線局にポジションレポート無しで何かリクエストすると「Say your position」と怒られるのだとか。)

これから自分が何をするのかは「タクシー・ダウン・RWYxx」とか「ラインナップRWYxx」とか「テイクオフRWYxx」とか。
上空では「オーバーフィールド1サウザンド3ハンドレッド、ゼン・ジョイン・トゥ・レフト・ダウン・ウインド」とか、「ジョイニング・レフト・ダウン・ウインド」とか。

普段聞いているはずなんですが、自分で言おうとするとパッと口に出せない!(汗)

そんなにヨタらないで離陸できて、トラフィック1周してATCにアセアセしていたらあっという間にファイナル。
「向かい風が少しあるので、いつもより10km/h増しの120125km/hで」ファイナル。
幸い横風成分がほとんど無いので真っ直ぐに「25」のマーク上に到達して、接地!

……したものの、設置の瞬間にフレアの引き手を緩めてしまったので機体が浮き上がる!

「うひゃ!」と思った瞬間には教官がスロットル押し込んで強制離陸〜。

本当に「ワンタッチ」だけになってしまいました…orz

「フレアの後は機体が地面に安定して速度が死ぬまでしっかり引いておかないと今みたいに浮いちゃうよ〜。
あのままヘロヘロすると危ないからそうなったらすぐにパワー入れてそのまま飛んでしまわないと危ないからね。」

…ってことは、本当は自分が「ドジった!」と思った瞬間には自分でパワーを入れなくてはならないわけですね。

ブレーク・トラフィックして沼の上空へ。
沼から栄橋に向かって、風をナナメに受けながら直進。
もちろん編流偏流の練習です。

「橋を正面に見たままで機首をそっちに向けると流されちゃうから、機首を少しコッチ(風の方向)に向ける」

今までそう考えていたのですが、字面通りに考えてしまう私は前回までこれでハマっていたのですが、実は、

「橋を見ながら、橋に向かって地面が流れるようにラダーを使って機首を振って、そうなった時点での橋の方向をキャノピーに目印取って、そっちを見ながら飛ぶ」

とやると、私の場合は上手く行く事が判明。

要は、プロペラの真ん中からコックピットの自分を見た場合、私は正面じゃなくて斜め前を向いて操縦するわけです。
今までは視線を真正面に固定したまま「ナナメに景色が流れるように」操縦していたのですが、視点を変えるだけで操縦がずっと楽になりました。

ってか、ナナメに飛ぶ方法を見つけると面白い!!

橋まで行ったら180度旋回して沼の上に戻って、そこから90度左旋回を4回。
ちょっと回りすぎたり足りなかったりしましたが、「なるほど!これが偏流か!」とかウヒョウヒョしていた状態だったり…。

後半はトラフィックに戻ってTGLを2回。
大利根の北側はダウン・ウインドに沿って川があったり、川に直行する形で道路があるので、「景色が流れる方向」を判定するには非常に便利な事に気がつきました^^;
(うーん、多分外道な気がするのですが…^^; G109Bは足元にも窓があるので^^;;;)

北風成分があるのでダウンウインドでも完全に正対ではない事を微妙に忘れ気味でしたが、今までの中では一番「マトモに」トラフィックが飛べたような気が。

あと、「ファイナルで降下角が一定の時はカウルの先と滑走路端の見かけ上の高さの差が一定」というのも、そんなにマジマジと見る余裕はまだありませんでしたが、何となくそんな気がする事がわかりました。

で、滑走路端の直前で「はい、遠く見て〜」と言われる瞬間がカウルと滑走路端の距離が一定であり続ける限界のあたりな事もわかりました。

でも、降下中の速度とか、川を越えたところで200ftとかは全然見れてませんでしたが…^^;
滑走路上空に来て「25」の上でフレアをかける所はかけたのですが、滑走路に脚がついた地点がドコなのかは全然わかりませんでした。
(衝撃が無いということではなく、接地線の上なのかそうじゃないのか、という事です。)

このあたりが全部ちゃんと見えないと「ちゃんとした」着陸には遠いという事でしょうか?

後で「初公式TGL」を地上からデジカメで動画撮影したものを見ましたが、意外や意外、ちゃんと接地線のあたりに脚をついていることがわかりました。
ウレシー!!

毎回撮る訳にもいかないですが、折角の「初公式TGL」の記念に動画を添付しちゃいます。これは3回目のTGLです。
20090906_TGL_3.wmv(609)(4.3MB)

がんばるぞ〜!

  • 頑張りましょうね - 凶状1016 (2009年09月12日 07時39分18秒)
  • ありゃ、、FireFoxだとおかしくなってしまった。失礼しました。こちらの説明を的確に理解して頂けるとうれし〜ありがとうございます。   せっかくのところにつっこみを2つ、、、進入速度は10km/H多めなら125km/Hですよ。基本は115km/H。「編流」は「偏流」(笑) 次回の練習も楽しみましょう。 - 凶状1016 (2009年09月12日 07時46分10秒)
  • 凶状1016様>ありがとうございます。誤字も訂正しておきました。これからも頑張ります〜! - Tsubasa (2009年09月16日 21時19分50秒)

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最終更新日時:最終更新時間:2009年09月16日 21時19分52秒
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