前の日 / トップへ戻る / 掲示板へ /次の日


2001年1月25日木曜日(EST) [出張5日目:Milford, Boston]


「本物のステーキ!!」

今朝はおかしな夢を見た。
私は水戸黄門の御着きの忍者なのだが、なぜか夢の中でも「英語を話さなければ!」と必死になっている。面白い事に、どこにそんな才能があるのか、水戸黄門は結構流暢な英語をしゃべる。
英語シンドロームもここまで来たか。
でもまあ、これを乗り越えればまたワンステップ進化した英語が話せるでしょう。何とかなるっしょ!

実は今回の研修の実習はトラブル続きだ。
研修で私たちが設定をするマシンの元の設定が間違っていたり、原因不明のバグが出たり、自分たち以外のせいで実習がうまく進まないのは結構イラつくものだ。それがコンピュータのエキスパートたちの実習であれば尚の事である。その場で「本業」のトラブルシューティングが始まってしまう。おかげで本来の実習項目が全然進まなかったりする。
特にアメリカ人たちは残業を嫌うようで、17時を回る事が確実なのに「トラブルシュート」が終わらないと小さく「F〇ck !」などとつぶやいている。
でも何かでよく言われているように17時になったらさっさと仕事を投げ出して帰ってしまうような事はない。それどころか使命感とプロ意識はかなり強くて頭が下がる思いだ。

そんな研修も実質今日で終わり。明日はまとめで午前中で終わるらしい。
言葉はわからなくても、結構何とかなるものだ。技術者には「経験」という共通言語がある。「英語」の中から「経験」に結びつくキーワードを見つければ捕まえきれなかった英語の部分も何とか補完する事ができる。
英語が100%わかれば尚良いのだろう。それでも全く無意義な研修ではなかった。
セサミストリートでも毎日見てもっと英語を勉強しようかな。子供の頃とはまたちょっと違った面白味があるし。

夕食には「Outback」というステーキ屋さんに行った。
ここがかなりおいしい。出てくるのは単なるアメリカンステーキなんだが、とにかくおいしい。
このおいしさを文章で表現するのはかなり無理があるが、例えて言えば、アメリカでしか寿司を食べた事のない人間が、日本の築地で本場物の寿司を食べたような感動ではないだろうか。
そんなに食べ物の味にセンスがあるほうではないが、食べた途端に「これが本物だ!」と思わせる次元の違いだ。
わかりにくい説明でごめんなさい^^;

話は戻るが、私のClassの他の国の人たちは金曜日の午後の便でそれぞれの国なり地元なりに帰るらしい。
最後に打ち上げでも行こうかと思っていたのに残念だ。
Classで独身なのは私だけだから仕方ないか。



泊まっているホテル「COURTYARD by Marriott」


前の日 / トップへ戻る / 掲示板へ /次の日