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2001年2月2日金曜日(EST) [出張13日目:Milford, Boston]


「やっぱステーキっしょ!」

アメリカでは金曜日の仕事は早めに終わるのがお約束ならしい。
(少なくとも私の今通っている研修所は)
今日も通常17時までの研修が15:30ぐらいには実質的に終わりになった。

今日は同じホテルに泊まっている実習のパートナーのアメリカ人のLennyと夕食を食べに行く事になっていた。
最初誰が他に来るのかわからなかったが、どうやらベルギー人のPhillipも一緒に来るらしい事がわかった。Lennyと2人でPhillipの泊まっているホテルまで車でPick Upに向かう。

Phillipを拾ってからハイウェイ沿いのステーキ屋さんを探す。
最初はLennyが日本食屋を探していたらしいのだが、「せっかくアメリカなんだからアメリカらしいものを食べようよ」ということにした。
(正直、地球の反対側に来てまで大枚はたいて日本食が食べたいとは思わないし、まともな日本食があるとも思えないので。^^;)

州道9号線を西に向かって結局「Outback」に入った。
入る前ぐらいにLennyが携帯電話で「アウバッ」と誰かと話していたが、「Outback」の事だった。
う~~ん。英語の発音は難しい。
Outbackに着いたところで、フィリピン系カナダ人のRogerも合流した。ごれで4人。
それぞれ国籍がばらばらである。

ちなみにLennyはシカゴ生まれのシカゴ育ちで、バリバリの「シカゴっ子」。ウェイトレスのお姉さん曰く、ちゃきちゃきのシカゴ訛りの発音らしい。
Phillipのベルギーではフランス語とオランダ語とドイツ語が公用語らしい。もちろん彼もトリリンガル。
Rogerは20過ぎぐらいまでフィリピンにいたらしい。英語はかなりうまいが、やっぱり訛りがある。
私はやっぱり会話の20%ぐらいしか聞き取れない。多分聞いてる側にしてみればかなりの確立で英語になっていないだろう(TヘT)

それでもみんなちゃんと会話をしてくれようとしてくれる。ありがたやありがたや。

Lennyは多分私の3倍ぐらい体重があるだろう。16オンスのステーキをほとんど全部食べてしまった。もちろんサラダとかアペタイザーも全部……。いやいや。見てるだけでこっちが苦しくなってきてしまう。
アペタイザーとかサラダと言っても日本のスケールで考えてはいけない。ステーキに付いて来るサラダだって、日本のファミレスで「2~3人前」と言ったような盛り合わせサラダが1人前として出てくる。
これほんと。しかも、メニューをよ~~~~く見ないとサラダがついてくるなんて事はわからないので、アメリカに来ていきなりステーキを注文しないで撃沈しないように。
(そのそもサラダぐらいついてくるのがデフォルトなのかもしれないけど)

4人で酒を飲みながらいろんな話をした。もうよく覚えていないが、それぞれの国の話だったり、税金の話だったり(ベルギーでは所得税が40%ぐらいならしい!!)、車の話だったり、奥さんの話だったりした。(LennyとRogerは奥さんがいる)

正直、私にとっては物凄い集中力を必要としたが、研修所にいる時とはちょっと違ったみんなの一面を見る事ができた。

もっと英語を勉強するべきかな。せめて50%ぐらいは理解できるようになりたいです。はい。


これから英語を勉強しようと思ってる人へ。
日本のFEN(Far East Network:米軍のAMラジオ放送)ぐらいは聞けるようになっておいたほうがいいかも。アメリカ人の英語はそれ以上に速いです。
それから、できれば英文を目にしないでネイティブの人の多人数の会話に耳を慣らしておくのがもっとも実用的です。
日本語英語で発音を覚えてしまうと大変です。発音は絶対にネイティブの人に習いましょう!!
会話の重なり具合(割り込み)は関西人以上に強烈です。
物怖じしないでガシガシしゃべりましょう!

と、自分に言い聞かせてしまうのであった…………(TT)

やっぱり2週間の研修だといいね。この前の1週間の研修だとみんなとなれてきた頃に終了になっちゃって、何だか物足りなかったけど。

さてさて、明日はいよいよニューヨークか?


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