技術的雑談-LinuxでのJDKのInstall
Download
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/download.jsp を開いて、「JDK 5.0 Update 3」に進みます。
ライセンス表示が出るので「Accept」にチェックを入れて、「continue」に進みます。
Linux self-extracting fileをダウンロードします。好きなところに保存してください。
Install
まだ一般ユーザ権限でOKです。っていうか、いきなり全ての作業をrootでやる習慣をみにつけてしまうのは激しくオススメしません!!私見ですが。
先ほどのファイルを走らせます。
cd /どっか/temp cp ダウンロードした所/jdk-1_5_0_03-linux-i586.bin . sh ./ダウンロードしたファイル
実行したディレクトリに「jdk1.5.0_03」というディレクトリができているはずです。
その「jdk1.5.0_03」ディレクトリを「/usr/java」ディレクトリの下に移動します。(/usr/java がなければ作りましょう。多分root権限が必要。)
mv jdk1.5.0_03 /usr/java
とりあえず
$/usr/jaba/jdk1.5.0_03/bin/java -version
と、打って、
[wahahaha@localhost ~]$ /usr/java/jdk1.5.0_03/bin/java -version java version "1.5.0_03" Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_03-b07) Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_03-b07, mixed mode, sharing) [wahahaha@localhost ~]$
と、出てこなかったら……。
- /usr/java以下が一般ユーザで参照できる権限(rとx)があるか、確認
- /usr/java/jdk1.5.0_03/binと/usr/java/jdk1.5.0_03/jre/bin の下のプログラムに実行権限(x)が付いているか、確認
をしましょう。
Install後の設定
Javaを使いたいUserのhomeにあるshell初期化スクリプトに、環境変数の宣言を追加します。
- sh系(bashとかzshとか)の場合→.bash_profileまたは.profile
export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.5.0_03 export PATH=$JAVA_HOME/bin:$JAVA_HOME/jre/bin:$PATH
- csh系の場合→.cshrc
setenv JAVA_HOME /usr/java/jdk1.5.0_03 setenv PATH $JAVA_HOME/bin:$JAVA_HOME/jre/bin:$PATH
ちなみに、普通のUserでは「.」で始まるファイルは普段見えませんので、「ls -la」で見る必要があります。
どちらの場合も、ファイルのownerはそのディレクトリのuser、permissionは700とかにしておきましょう。(少なくとも自分に実行権限がないとダメです。)
また、このサーバの全てのユーザ環境でJavaを使えるようにしたい場合は以下のようにします。(これはroot権限で作業してください。)
- sh系(bashとかzshとか)の場合
- /etc/profile.d以下に「java.sh」というファイルを作り、先ほどの内容を書き込みます。
- このファイルに実行権限をつけます。
- 各Userのhomeの.bash_profileからJavaに関する設定を削除します。(PATHの中でダブって登録されてしまいます。)
- csh系(cshとかtcshとか)の場合
- /etc/profile.d以下に「java.csh」というファイルを作り、先ほどの内容を書き込みます。
- このファイルに実行権限をつけます。
- 各Userのhomeの.chsrcからJavaに関する設定を削除します。(PATHの中でダブって登録されてしまいます。)
一般ユーザでログインしなおし、コマンドプロンプトを開き、「java -version」を実行し、さっきと同じ表示が出ればOKです。
履歴
2005/7/14 -- 初版
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