Flight Log 2009年 06月 10日 - 航空特殊無線試験と大臣判定
ここ数日アホのように忙しくて日記も書けない状態でした…orz
と、いうわけで後書き。
あまりに忙しくて平日に休暇の申請を出すのを忘れてしまい、あまりの忙しさに臨時に頭痛がしてきたので有給を取りました。
まずは自宅に届いたPSG+MWT検査の結果を持って羽田の先生の所へ。
検査結果を添えて次回の大臣判定に提出していただく事ができました。
めでたしめでたし。
(…って、あまりのウキウキに申請書にハンコ押すの忘れて、土曜日にもう一度ハンコだけ押しに羽田行ったんですが…。)
で、かなり久々に東京モノレールに乗って浜松町へ。
途中、天空橋付近や整備場前あたりではなかなか良いものが見れますね。
旧羽田空港ターミナルの付近にはでっかいビルが建設途中だし、海上保安庁の格納庫はフルオープンで、中に「ありがとう YS-11」の文字の書いてあるYS-11(飛行可能機!!)が見えました。
あのYS-11は「羽田空港博物館」ができた暁には、週末に「展示飛行」をする予定なのだとか。
是非実現して欲しい!!
(その前に、突撃したら見学させてもらえないかなぁ…。成田の航空科学博物館でも見れるけど、旅客内装のYS-11見たのって多分20年は前の事なんだよな…。海上保安庁に知り合いいなかったかな?)
ところで、モノレールは鉄分に入るのでしょうか?
ま、それはおいておいて。
ちょっと早目に東京・晴海のビックサイト…じゃなくて、無線協会のビルに到着。
平日なのに中には人がウジャウジャ。
受験科目は「航空特殊無線」なので、ここにいる人達の99%は自家用航空機を操縦する人達ですよね?
(資格マニアの人も若干いるかもしれないですが。)
受験番号どおりで行くと当日欠席を除いて大体100人ぐらいの方が2009年6月期の受験をされたようです。
試験開始前に試験官から注意事項を説明されて、リスニングの機材の音量調節。
で、いきなりフォネティックコードのリスニング試験!!
心臓バクバクでした。
テープ終わって5秒しか猶予が無いので、書き間違えたら実質的に書き直すヒマはないです。
2分間で100文字。
何とか聞き漏らし無く終了。
でも、終わってからも「S:シエラ」と「C:チャーリー」とか、「R:ロメオ」と「L:リマ」とか、間違っていなかったか頭の中をグルグルグルグル…。
で、さっさとマークシートが配られて法規と工学の試験開始。
各12問、計24問を60分で回答するのですが、30分経過したら答案を提出して途中退出できます。
でも、この後で「送話」の試験があるので、帰っちゃダメです。
見ていたら大半の人が30〜40分で退出してましたね。
「全員退出したら送話の試験の会場の準備をします」って言ってたけど、送話の試験開始が本来の筆記の終わりの時間ぐらいでしたね。
筆記の試験中に気になっていたのですが、どうも受話の試験の解答用紙の受験番号を1桁少なく書いてしまった気がして、退出する時にダメ元で後ろにいた試験官に聞いてみた。
国家試験だから提出した後の答案用紙なんて見せてくれないかな〜と思っていたんですが、あっさり見せてもらえました(笑)
受験番号も間違いなく記入されている事が確認できて気分も楽になりました(笑)
申し込みがかなり早かったので、受験番号順に呼ばれる送話の試験もかなり最初の方でお呼びがかかりました。
先程と同じ部屋の中に場所を離して6箇所ほどに試験官が座り、目の前にはパウチされた問題用紙(アルファベット100文字の羅列)とストップウォッチ。
それと、試験官の記入する評価用紙。
さっきの受話試験の時に始めて「本物の」フォネティックの発音を聞いたのですが、
(MRTさん、ゴメンなさい!)
アクセントの位置が今まで自分が練習していたものと違うのが結構ありました。
何かというと、「後ろにアクセントのある単語」。
例えば、
- H : ホテール
- P : パパー
- Q : ケベーック! (←最後の「!」に注目(笑))
ですね。
特に「Q」は音量調節のデモでAから順番に読み上げていくのですが、噴出しそうになりました。
で、その受話試験の経験を生かして送話の試験。
ちゃんと「はじめます」「本文」を最初に言ってからアルファベットの羅列を発音していきます。
で、最後はちゃんと「おわり」と言うと、試験官がストップウォッチを止めます。
2分はオーバーしなかったようです。
ググったどこかの記事でも読んだけど、特に途中でつっかえたり間違えたりしなければ、自分が席を立つまで試験官の評価用紙には受験番号と名前以外は書き込まれません。
採点は減点方式で行われるので、答案は真っ白な方が良いのです。
(と、いうと、満点だったのか??)
帰りに2階で「代理申請」用の緑の封筒一式を170円で購入して、受付のおばちゃんに「まあ、もう受かったって事ですね(笑)」って笑われました。
試験結果が送られてくるのは7月の半ばらしいので、結果が来たら速攻で免許の申請するんだもんね!!
(九段下に突撃するという手段もあるけど、即日発行されるとは限らないしね…。)
帰りは無線協会ビルから勝鬨橋を渡って、築地を過ぎて、東銀座から銀座線に乗って帰ってきました。
そうか、電話級アマチュア無線受けに来た時も東銀座から来たんだよな。
勝鬨橋より埋立地側は当事とは比べ物にならないほど栄えてるけど。
(特に、無線協会に曲がる現・十字路は昔は突き当たりだったんだぞ。)
これでうまくいけば7月中旬はダブルで嬉しい知らせが舞い込んできて、8月には晴れて「本当の」訓練生になれるかもしれません。
(今だって資格が認められていないだけで「マジメな」訓練生ですけどね^^; モグリとも言う? 訓練生見習い?!)
- 航空特殊無線技士の試験、お疲れ様でした。無線従事者免許が無くても(航空級無線を持っている)教官の同乗訓練では練習生は無線従事者の資格が無くても教官の指揮監督の下で通信が出来ますよ。練習生がソロに出るときは無線従事者免許が必要です。早く2つとも来ると良いですね! - けいぶん (2009年06月18日 15時22分13秒)
- 航空無線通信士→無線従事者 航空通信士→航空従事者 です。ややこしいですね - けいぶん (2009年06月18日 15時25分17秒)
- けいぶんさん>こういうところも「縦割り行政」あんですかねぇ…。教官同乗だったらPTT押してもいいんですか?やっぱりそうですよね。今はまだしゃべっている間に明後日の方向に飛んでいってしまいそうですが…。 - Tsubasa (2009年06月18日 23時06分21秒)