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Flight Log 2010年06月

Flight Log 2010年6月


2010-6-20

  Flight Log 2010年 06月 20日 - たまには訓練を休んで


残念ながらまだソロには出られておりません(爆)

何事もプレッシャーがかかるとヘマをしやすい性格なので、なるべく考えないようにはしているのですがやっぱり意識するとヘマのスパイラルに陥るので、ここはひとつ……。

ウソつきました。
単にペース配分誤ってチケット使い切ってしまっただけです(殴)

丁度(?!)入梅宣言出たことだし、今月2回目の航空身体検査を受ける予定なので、パラサイトに徹しようかと考えています。
先輩方々皆様宜しくかわいがってやって下さいm(_ _)m
地上で出来る事はなるべく率先してお手伝いさせていただきます。

(資金配分も重要なマネージメントですね。はい。以後気をつけます。)

土曜日は定期通院で病院へ。
天気がイマイチで、降ってはいなかったもののいつ降ってもおかしく無さそうな天気だったのでバイクは諦めて車で。
でも病院終わる頃には晴れ間が見えているじゃないですか!
Yahoo!の天気予報を信じた私がバカでした。

お金は無いけどとりあえず飛行場へ。

朝の天気が悪いと飛行場の人の出足は少ない…。
結局この日いたのは飛行場30分圏内に家もしくは宿泊場所を持っている人だけでした…。

KBN先輩がローカルで飛ぶということで、乗せていただくことができました。
教官ではないのでログはもちろん付けられませんが、それでもイロイロと勉強になります。

半年振りぐらい?に印旛沼北部調整池の上空に行って、上昇、エンジンカットの滑空、ウインドミルスタート、スティープターンなどを見せていただきました。

ウインドミルスタートとは、上空で急降下しながら風圧でプロペラを回してエンジンを再始動するやり方です。
エンジンカットでプロペラをフェザー(風に対して直角にして一番抵抗が少ない状態のピッチ)状態からエンジンスタートのセルを回す前までのスイッチ操作をして、再始動諦め高度を決めます。今回は約200ftからの開始で、諦め高度を1300ftとしました。

次にスティックを押し込み増速します!地面しか見えない状態まで機首を突っ込みます。
普段の訓練では150km/h(VA)を超える事は滅多にやりませんが、この場合は200km/h近くにまで増速する必要があります。
機速がついてきたらゆっくりとフェザーレバーを戻していくとプロペラが動き出しエンジンがかかります。

と、書くと簡単そうですが、大体100ftを5秒足らずで下るのであんまりタラタラしてられません。
機体を信じて、かつ超過禁止速度(VNE)を超えないように一気に突っ込みます。
自由落下とまでは行きませんがそれなりのマイナスGがかかります。
感覚的にはジェットコースターよりもはるかに大きなマイナスGがかかります!

そして、エンジンがかかったらスティックを引いてリカバリするのですが、これも結構なプラスGがかかります。
でも焦って引きすぎると今度は機速がVAを超えているので急激な操作で気流の剥離がおきてしまったり、最悪G超過で機体が損傷します。

ウインドミルスタートを使うのは上空でバッテリーが弱っている状態のときにエンジンを再始動するときですが、高度が無いとできませんね…。

あと、フェザーレバーを戻す時も、戻していくうちにプロペラが良い感じで回りだす位置があるので、焦って一気に戻さないのがコツとの事です。
自分でそんなことができるんでしょうか…?

明けて日曜日。
今日こそは天気が悪くなるだろうからと買い物に出かけたのですが、出かけたら出かけたでやっぱり天気が良くなる。(なんじゃそりゃ!)

と、いうわけで飛行場へ…。

昨日よりは人が多い。そしてクラブ機・オーナー機共にブンブン飛んでいるではないですか!
でも、風がそこそこ強くて、しかも横風で、風速も風向もバタついている感じでした。

KBN先輩、「こんな日にこそ飛ばなきゃダメでしょ〜!」とエントリー。
人が増えてきたので練習機をもう1機出す事になって、その機体の始業前エンジン試運転をさせていただけることになりました。ウレシ〜!
自分で飛ぶんじゃなくても機体に乗れるのは楽しいのです。

そしてまたしてもKBN先輩の機体にカメラ係としてパラサイトさせていただくことができました。
「今日は横風が息づいているから三点離陸するかもよ〜」との事。

デジカメをしっかり構えて乗りますが、離陸直後から叩かれたり振られたり持ち上げられたり、ウヒョーウヒョーの世界でした。

RWY25で離陸してクロスウインドウからショートダウンウインドに入る時も30°でクラブ〜。
どうも地上から200ftぐらいまでの間は40kt近い風が吹いているようです。
機軸方向に向けたカメラの中で景色が横に流れて行きます(笑)

ファイナルに入ってからもスポイラーを出さず、130km/h+で突っ切りますが、それでも上下左右にフヨンフヨン揺れて画面も手ブレ補正を振り切って揺れます。
飛行場に入ってからスポイラーを開いてラダーを強く踏み込んで接地。
もう一回TGLで飛び上がりますが、揺れる揺れる、カメラが跳ねる跳ねる〜。
ダウンウインドでフルストップのコールをすると、上空で訓練中の某赤い尾翼の機体から「根性なし〜」とお声がかかりますが、結局その他にもう1周してフルストップしました。

自分で飛べと言われたら絶対パスするようなコンディションでしたが、「速度をとにかく守るんだよ」との教えを頂きました。

荒天も楽しかったです!

KBN先輩、2日もありがとうございましたm(_ _)m
このお礼はお宅の竹林伐採の労働で還させて頂きました(笑)

明日は初めての更新の航空身体検査。
何事もなく終わりますように!!


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2010-6-2

  Flight Log 2010年 06月 02日 - 平日の飛行場


起きたら頭が痛く、会社を休もうと始業時間まで寝ていたら治ってしまいました。
通勤時間が2時間もあるとそういうこともあるわけで…。
(だって朝の6時台に仕事場に電話かけても誰もいないし。)

良い天気だったので庭いじりをしていると頭上をG109Bが1機…。
訓練コースとはちょっと違うなぁ〜なんて思っていると、頭の上でスピードを落とし気味にゆるく旋回。
明らかにコッチ見てます!

「良い天気はお金では買えない」
との勧めで飛行場に出撃。

水曜日にしてはボチボチと訓練生がいて、自分のフライトは日没前の最終フライトになりました。
担当は主任教官のYMT教官。

RWYは07。風はほぼ正対で5〜6ktでしょうか。
割と風はありましたが、ド正対な上にバタバタしない風だったので訓練に支障は無かったです(^^;

やっぱり飛行場上空に入ってからのピッチとかスピードがどうもキマらないようで…。
良く分からなくて「こんなものか?」でやっていたファイナルのパス角度も最近は「大外れじゃないだろう」程度にはわかるようになってきてはいますが…。

フレアのやり方について、YMT教官に、

「パラメータとか決め打ちでフレアとかをやってはいけない。
 フレアの姿勢を作る為にその操作をやっているのだから、そうなるようにその操作をしなくてはいけない。
 肉じゃがを作る時に、塩を使わなくてはいけないから塩を入れるわけではない。
 こうしたいという味があってそうする為に塩を「少々」入れるのです。」

うーん、確かにパラメータに頼って飛んでいるのかなぁ…。

「フレアの時のスティックの引き加減は地平線が教えてくれる。」

うーむ、次回も頑張ろう。

Re: - たまっころ (2010年06月08日 10時45分27秒)
メーターの上に付箋を貼って見えない状態で視覚を頼りに訓練してみるとか?

Re: - Tsubasa (2010年06月09日 00時41分59秒)
いえ、むしろキャノピーに目盛りを書きたいぐらい…(殴) 恐らく水平線は見ているんだろうけど自分の頭を動かしてしまっているっぽい。

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最終更新日時:最終更新時間:2010年06月07日 17時03分11秒
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