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Flight Log 2009年05月

Flight Log 2009年05月


2009-5-30

  Flight Log 2009年 05月 30〜31日 - 連チャン


普通のペースで行けば今週末はお休みな予定なのですが…。
しかも天気が悪いっ!

今週後半に入ってから九州〜四国のあたりをウロウロしていた低気圧と前線がながーく東に延びて関東から東海にかけて雲を作っています。

天気図と衛星写真と中学校の時の理科の知識があればなーんとなくわかるのですが、このヒゲのような前線が南北どちらかにずれてくれないと晴れないのです。

金曜日になっても問題の低気圧は紀伊半島上空。土曜日の予測天気図を見ても動く気配が無い!!

で、週末になる前から今週は諦めモードだったのですが…。

ちょいと仕事の都合で今週を逃すとしばらく飛行場に行けそうな週末がないんですよ。
グスン。

しかし無常にも土曜日の朝は横浜でも霧雨。
Yahoo!!の天気予報でも茨城南部は「雨量0mm/h」の雨…。

でも、行っちゃったんですね〜。
アホです。

午後3時頃に飛行場についたは良いものの、時折小雨がパラつくうえに雲が低い。

んで、グラブハウスでウダウダと過ごして、閉店時間になって退散しました。

そのまま退散するのは癪なので近所にハンガーを構える某ASOさんの所にお邪魔に行きました。
ASOさん、すぐにお出かけという事でお茶を頂いて夕飯を食べに市内に車を走らせて、先週教えてもらった焼肉屋へ。

…と、あれ?
ASOさんがいるではありませんか。

それとさっき雨のクラブハウスで拳銃モデルガンをポスポス撃っていたSDCさんと、職員さんと。
あ、SDCさんの仮出所の席だったわけですね。

御好意に甘えて同席させていただきましたm(_ _)m

んで、例によって500円でゴミ処理場の銭湯に入ってあったまって、夜の飛行場に戻って車で寝ました。
(ウチのテント、まだ防水加工していないのでしょっぱなから雨キャンプはちょっとねぇ…。)


明けて31日。
今日は某大学のOB会が飛行場で行われるとの事だったので、張り切って起きたのですが、コンビニへオヤツを買いに30分ほど飛行場を離れている隙に既に某OB会に占領されていました。
あれま。

OBさん達、航空部と言うこともあって、かつ人数も多いのでさっさとモグラと曳航機となぜか複座グライダーのカバーもあけておりました。

シート開けとシート掛けはオイラの仕事…ですが、ま、素人じゃなさそうなのでクラブハウスでぼへへーと眺めておりました。
(オマエだってちょっと前までただの素人だったくせに…(殴))

クラブの人もボチボチ見えてきたので練習機のモグラの掃除。
カバーを取ってタイダウンを取ってキャノピーを拭く。

先週の時から一部のモグラに新しい「専用シート」が新調されていたのですが、これがなかなかすごい。
明らかにシートをとった後の汚れ具合が違う!

SKUさん、ありがとうございます!!

GROBの始業点検を手伝いつつ右席に座って見学。

次に今日は1日遊覧飛行に使われる予定のIS-28もシートを取って拭く。
ピストから「人が集まってるからアッチ行って暖気運転して〜」とうことで、またしても右席に便乗してISの暖機運転を見学。
全金属機はFRP機とはまた違ったエンジン音です。

んで、某OB会さんとその家族がGROB 1機とISで場周1週の遊覧飛行で20発ぐらい飛んで降りました。
もう1機のGROBが練習生の訓練に使われておりました。

天候は昨日よりはマシという程度…。
雨こそ降っていなかったものの600〜700ftで雲に頭を突っ込んでしまうそうで。

途中、滑走路脇の水溜りに足を突っ込んでドロドロになったISの掃除をしたり、クラブハウスのゴミを燃やしに行ったりしながらマッタリと過ごしました。

3時頃になって天気が益々悪くなってきて、時折ポツポツと雨が当たるような気がしてくる頃になると、やっと私の番になりました。
練習生人数は天候のせいもあっていつもの日曜日よりも少なかったんですが、練習機が1機でしたからね…。

上空を飛んでいる機体から「そろそろ天候ヤバいかもよ〜」という情報もあったので、天気にせかされるように離陸しました。

「なんちゃって講習」2時間目なので、本当はまだ「Air work」と呼ばれる「曲がる」「降りる」「上がる」の基礎訓練を体験させていただく所なのですが、練習空域が雲で視界が悪いので早々に飛行場上空に引き上げ…。

天気が崩れてきたので30分でもしょうがないかなぁ〜と思っていたら、そのままタッチ・アンド・ゴーに!!

うお〜!!感激です!!
今まで散々クラブハウスの前で眺めていた「タッチアンドゴー」の機体に自分が乗っているのです!!

結局TGL3発して着陸。55分のフライトでした。

ふむふむ、なるほど。
場周の上空ではこんな事していたんですね。
なるほどなるほど。

と、コースの高度とか旋回の目印とかをコリコリと頭に刻み、ファイナルでダイブブレーキをアンロックする瞬間に「うひょー」とか言って楽しませて頂きました。

いずれこれを自分でやらないとダメなんですよね…できるのか自分??

降りてからデブリを頂いて、忘れないうちに上空で見聞きした事を片っ端からノートに落としてコーヒーにしました。

さっきカップラーメン食べたばっかりだけど腹減ったなぁ…。

クラブハウスでは自家用機オーナーのWKBさんと前回乗せていただいたNGY教官が飛行機談義に花を咲かせていました。

WKBさんの最初に飛行機の免許にチャレンジした時の話を聞かせて頂きましたが、

「(私に向かって)今はね、好きで始めたんだから楽しいわな。
でも、そのうちいつか『飛行場に行くのやだなぁ』って時期が来るんだよ。
技量が伸び悩むとか、相談する人がいなかったりとか。
飛行機は好きなんだけど、『もうやめちゃおうかなぁ』と思う時期も来るんだよ。
でもね、アンタ、それは乗り切らなきゃダメだよ。
そん時は気合だよ。」

普段マギー師匠かつぶやきシローのような北関東訛りの軽快なオヤジ口調で笑談しているWKBさんのマジな一面に気の引き締まる思いでした。
快速アローで毎回どこかに行って釣りを楽しんで来るWKBさんも「飛行機が好きなんだな」ということと、こんなまだメディカルも通っていない「なんちゃって練習生」にも暖かい言葉を掛けてくれて、本当にありがたかったです。
がんばりますm(_ _)m

やっぱり「仲間」は大事ですね。

そんあこんなしているうちに外は土砂降り。

帰りはクラブ員の方に柏経由の抜け道を案内していただいて帰りました。

ちょっと意味は違うかもしれませんが、「先達はあらまほしきことなり」松尾芭蕉。
ありがたやありがたや。

  • 2時間目にして余裕を持った訓練生でしたね。これからも頑張ってください。 - 凶状1016 (2009年06月06日 08時20分39秒)
  • 凶状1016様> いえいえ、余裕があるなんてとんでもない…。テンパっててLeftとRightの言葉と方向が一致しておりませんでした(汗) これからも宜しくお願い致しますm(_ _)m - Tsubasa (2009年06月06日 22時46分32秒)

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2009-5-23

  Flight Log 2009年 05月 23日 - テントのテスト


快適な野宿泊りがけ滞在の為にテントを買いました。
幸いにして?今までに何度かテントを使ってのキャンプには行った事があるので、まあ、なんとかなるでしょう。

ただ、テントの初期不良返品期間が10日間しかない為、大利根に出撃してきました。

もうすぐ梅雨に入ってしまうのでそろそろ飛んでおかないと…とは思うのですが、先日の入院検査で莫大な費用が吹き飛んでしまったので「今日はテントのテストが終わったら帰るべ」と思っていたのですが。

(ホラ、皆さんが飛んでいるのとか見てると自分も飛びたくなっちゃうじゃないですか…。)

家計を崩壊させない為にも「絶対に今日は乗ってしまわない」ようにお財布には1万円も入れないで行きました。

昨日会社の会で飲みもあったので早起きは断念して、いつものを道を8時頃出発して10時に現地到着。
…あれ、まだ機体のカバー外しや掃除とか始業点検やっている最中じゃないですか。

皆様には申し訳なかったのですが、「触ったら飛びたい病」がこじれると今月は死んでしまうので、泣く泣く高みの見物とさせていただきました。
すいません!!

天気予報では午後から天気が崩れて雨かも、どのみち明日までの間には天気が崩れて雨という事だったので、寝袋は持ってきませんでした。

地面もいい感じに乾いていたので早速テントを張ってみました。

特に問題無い感じ。
値段の割にはそんなに安普請には見えないです。
さすがはコールマン。

時間経過でのたるみとかを見るために3時間ほどほったらかして見ましたが、そもそも紐で結わえるなどをする箇所がほとんど無いので良好。

難を言えば底のシートがそんなに厚くないので湿気が浮いてくるのは早いかもしれないです。

その日は「日本で唯一飛行可能な国産グライダー」の整備が終わって空輸されていくイベントがあったり、この前から係留されていたDA42の青森への移動があったり。

DA42のエンジンを始動した時にはトイレの中にいたんですが、普通に誰かがモグラのエンジンを始動したぐらいにしか思えませんでした。
さすがに最新機は静かですね〜。双発なのに。

その後、先日乗せていただいたIS-28の耐空検査があって、ゴニョゴニョ修理している所を野次馬したりしてマッタリ過ごしました。

日も暮れてそろそろ日没という頃に、今日1日グライダーの曳航パイロットをやっていたHさんが「モーターグライダーに曳かれるグライダーってどんなものなのかねぇ?」という事で最後にグライダーに乗る事になり、そのグライダーの後席に便乗させていただく事ができました!!ヽ(^▽^)ノ

Hさんは自家用はグライダーから計器飛行まで何でもライセンスを持っている、飛行時間ン千時間の「神様」と崇められる人なのですが、後ろに乗せて頂けるとは光栄です!!

前にグライダーに体験飛行させていただいたときも曳航機は飛行機じゃなくて同じモーターグライダーだったのですが、Hさんは「うーん、やっぱりモーターグライダーだとノンビリだね」と言っていました。

日が傾いていたのでサーマルなどはほとんど無く、そのまま滑り降りていくだけ状態だったのですが、2000ftから降りてくるのに15分もかかるなんて…グライダーは滑空比がいいなぁ〜なんて考えてしまったりもしました。

よくよく考えると、グライダーは単に「高度を消費するエンジンを積んでいる飛行機」とも考えられなくないわけで、エンジンをスロットルで調整する代わりに、スピードをピッチで調整する事によってスロットル無しでスロットルと同じ事をしているわけです。

わかっちゃいるものの、ちょっと触らせてもらった時に自分でもビックリするぐらいにピッチもスピードも一定しないのには笑えましたが…。
逆に、「速度とピッチを一定に保つ、コントロールする」という事がヒコーキの全てといっても過言ではないわけで、グライダーが飛行機の基本なんだという事はそういうことなのかと。

とりあえず私が操縦訓練をするのはモーターグライダーですが、自分の訓練の時にもピッチと速度をコントロールする事を気をつけてみたいと思います。

最後に、モグラとグライダーにカバーをかけて、皆さんと某A氏の別荘兼ハンガーを見学し、焼肉を食べて濃い飛行機談義を聞いて帰ってきました。

帰りがけにしっかりと雨が降り出しました…。
(飛行場に戻ってテント張って寝なくて良かった…^^;)

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2009-5-19

  Flight Log 2009年 05月 18〜19日 - PSG + MWT検査


2日間かけてPSG検査(睡眠時ポリグラフ検査)とMWT検査(覚醒検査?)を受けてきました。
いずれも川崎にて。

スケジュール的には、

  • 18日
    • 18:00〜18:30に病院入り。シャワー。
    • 20:30にPSG用のセンサー装着。
    • 21:00〜23:00の間に就寝、PSG測定開始。
  • 19日
    • 06:30に起床、PSG検査終了。
    • 端子を一端全部外してシャワー&朝食。
    • 08:00にMWT検査用のセンサー装着。
    • 09:00第1回目のMWT検査
    • 11:00第2回目のMWT検査
    • 13:00第3回目のMWT検査
    • 15:00題4回目のMWT検査
    • センサー取り外し、シャワー
    • 出所

部屋は後から知った所によると、バス・トイレ付きのVIPルームだったっぽい。
(単にPSG検査だけでなくMWTもやって1日中病院にカンヅメになるので、座る所付きの部屋をあてがわれたという事なだけかも知れないけど…。)

ちなみに部屋はこんな感じ↓


ノリ的にはちょっとしたシティーホテルみたいな感じ。
ベッドのカメラ側にはテーブルと、肘掛付きのリビング椅子みたいなセット。
(テレビまでちょっと遠いし、割と座り心地が悪い。恐らくMWT検査の間に寝ないようにする為だと思われ。)
ベッドの枕の少し上のペンみたいなものはマイク。
写真には写っていないが、ベッドの天井部分には監視カメラと赤外線LEDの夜間照明。
カメラは「基本的にはベッドを見ているアングルにして動かしません」との事だった。(一応リモートでカメラ自体がグリグリ動かせるタイプ。SONY製。)
病室っぽいものは写真右側のナースコールのボタンぐらい。

事前説明として、特にMWTの間はうたた寝禁止なので、PSG検査で寝るとき以外は基本的にベッド立ち入り禁止。ベッドはカメラで監視されているので、寝ているとインターホンで注意されるらしい。

仕事場から直行したので当然スーツ。
それを脱いでシャワー浴びて、持参した寝巻き(単にTシャツとジャージ)に着替えてテレビを見ながらノホホンと過ごす。
夕飯はかなり無理があったけど入院前に済ませてきた。
(でも寝る直前にお腹が減ったのでパンを一つ食べる。)

そうそう、2日目の昼食は出前というのも出来るらしいけど、場所が場所だけにあまり出前の質に期待が持てないのでコンビニで朝食と昼食を調達してきたんだけど、コンビニのおにぎりって16時台に店頭に並んでいるのって次の日の朝2時で賞味期限切れるのな!
おかげでパンばっかりだよ。(サンドイッチも同様なのでダメポ…。)
飲み物は「カフェイン禁止」という事で1リットルの麦茶のペットボトルを購入。
おかげで荷物が重い!!!

カルテ代わりにタッチパッドPCで普段の状態のアンケートに答える。
(「普段は寝られてますか?」とかそんな質問。)

20:00になると看護士(というか臨床検査士?)のオネエサンがPSG用のセンサーの装着に来る。

センサーを貼り付ける箇所はアルコール綿でガシガシ擦る。燃えるんじゃないかというほど擦る!
肌の弱い人はこの時点で死ぬだろうな。

  • 脳波センサーの端子を頭頂部・左右後頭部・左右前頭葉・左右こめかみにシリコングリスみたいなもので粘着してその上から化粧用の角切り脱脂綿みたいなもので押さえる。
  • 両目尻と眉間に眼球筋肉の運動センサーの端子を同じくシリコングリスと脱脂綿で貼り付け。
  • アゴに2箇所センサー貼り付け。多分歯軋り筋肉の動きの筋電計。
  • 両耳たぶにセンサー貼り付け。(用途不明)
  • 喉仏下に音声センサー貼り付け。
  • 胸元に2箇所心電図のセンサー貼り付け。
  • 両足のスネ2箇所ずつに筋電図のセンサー貼り付け。
  • 胸囲とウエストに呼吸系(お腹と胸の膨らみ具合を図る?)を巻き付ける。
  • 左手の中指の先に赤色LEDの点るセンサーを巻きつけ(多分血中酸素濃度測定センサー)
  • 鼻の穴の入り口に鼻呼吸センサーを貼り付け(邪魔なので寝る直前まではアゴの辺りに引っ掛けておく。注射針みたいなのが)

仕上げはセンサーがずれないように頭と顔をスッポリと網をかぶせて、顔と耳を出す穴をジョキジョキ。

で、2人掛りで30分ぐらいで出来上がり。
こんな有様。


それら全てのセンサーの線は一端端子盤に集められます。
寝るまではそれを首にかけておきます。


時間も時間なので、このまま外に出たら間違いなく朝まで拘置所です。

PSG検査初めての人はまず寝られません
これだけイロイロつけていれば温かさとウザさが並ではありません。
実際、私も最初のPSG検査の時は寝付くのにムチャクチャ苦労しました。
(CPAPつける前から布団に入れば3分程度で寝られる私でもです…。)

今回は、私はCPAP加療中なので、この電飾ミイラ男状態の上にCPAPマスクと口を閉じておく為のアゴバンドをつけて寝ます。

慣れというのはオソロシイもので、PSG検査3回目、しかもCPAP暦5年ともなると、この状態でも全く問題なく普通に寝付けます
習慣とは偉大です。

CPAPは、病室がエアコン空調なので、加湿タイプをお願いしました。
強制的にノドに空気を送り込み続けるCPAPはとてもノドが乾くのです。
普段エアコンなんてハイソなコンディションで寝ることに慣れていない私はイッパツでのどが壊れます。
加湿ユニットをCPAPとマスクの間に接続して使うのですが、コレ、かなり快適です!
今度主治医さんに聞いてみよう〜。

ついでに、CPAPには圧力において「固定式」と「可変式」というのがあるみたいで、私が普段使っているのは固定式。
空気漏れなどで一時的に出力が上がったり、設定によって寝入りばなだけ圧力を下げたりする機能はあるけど、基本的には一定圧力を保つタイプ。

「可変式」は固定式の機能に加え、設定された上限と下限の間で、睡眠状態に合わせて圧力を自動調節してくれるらしい。
これも今度聞いてみよう!
多分、体重やコンディションの変化に多少は強いと思われる。

ちょっとベットがやわらかすぎて背中が痛かったけど、他には問題なく朝となる。
またもオネエサン2人掛りでセンサーを外される。
その間に今夜良く寝られたかについてアンケートを入力。

シリコングリス(仮称)でベトベトになった頭と、装備過多で汗ばんだ体をシャワーで流す。
テレビを見ながら朝食の菓子パンを食べる。
眠気があるわけじゃないんだけど、やっぱり朝は麦茶じゃ刺激が足りない。
多分カフェイン中毒なんだと思われる。
将来麻薬と同じぐらいカフェインが取り締まられる事になったら私は多分反政府ゲリラに加わる事になる。

服装はパジャマではなく、ノータイのワイシャツとスラックス。
病室を出たところはモロに外来の待合室なのでパジャマは恥ずかしいらしい。
MWTの検査室は待合室を通り抜けていかないとならないらしい。

で、08:00にまたもオネエサンが来て昼用のセンサーをつける。
夜のPSG用センサーセット程は多くなく、

  • 脳波センサーの端子を頭頂部・左右後頭部・左右前頭葉・左右こめかみに同じように貼り付け。
  • 両耳たぶ。
  • アゴ2箇所
  • 眉間、両目尻。
  • 心電図2箇所。


…良く考えると、足と鼻と網がないだけか。
で、同じように端子盤を首からぶら下げておく。
これで準備完了。
09:00の第一回検査を待つ。

さて、初体験のMWT検査へ!!

検査室は入り口が音楽室のような防音扉。
大きさは3m四方ぐらい。
介護用のリクライニングベッドが1つ。
センサーを繋ぐ端子。
天井には病室にあったのと同じ暗視監視カメラと赤外線LED照明。

ベッドは真ん中ぐらいからほぼ垂直に立ててあって、背筋を伸ばした状態で長座状態。
向かう先は壁。壁にはドイツの医療機器会社のカレンダー。
ベッドの後ろにはマイク。天井にはスピーカ。
要は寝ないか監視されているらしい。

ベッドの上に足を投げ出して座って、インターホンのオネエサンの指示に従って各センサーのテスト。
それが終わったら部屋の照明が蛍光灯についている豆電球ぐらいの明るさに落ちて、テスト開始。

この状態で寝ないように頑張る。ひたすら頑張る。

……と、いってもそんなに眠くは無い。
意識を保つ為に照明を見るのは禁止だが、特にハデに動いたりしなければあまり細かい事は言われない。
カレンダーの「木曜日」を最初の日から計算して調べたり、カレンダー上半分のベルリン聖堂の形を覚えたりして常に脳を動かす。

で、20分経つとインターホンで「終了です」と言われる。
オネエサンが端子盤を部屋の端子受けから外してくれる。
次の試験時間までは病室に戻って待機。

1回目のテストは結構「こんなものか」って感じだったけど、MWTがツラくなってくるのはこれからだったようだ。

まず、病室の椅子が長時間座っているとしんどい。
尻と腰が痛くなってくる。
ベッドにうつぶせになって伸びをしたいが、ベッドの使用は禁止。
仕方が無いので窓枠に手をかけてネコ伸びでしのぐ。

テレビがつまらない。
ミノの顔や情報価値ゼロのテレビは見るに耐えないので結局NHKのニュースになる。
ヒマ潰し用に本も持ってきたが、この椅子は本を読むのに物凄く不向きな事が判明。
深川のおじさんにもらったグライダーの教本を読んでみるが、腕と首が痛くなってくる。

テストの間、テスト開始30分前までは1本だけ喫煙が許可されているので、病院の外に出て一服。
ノータイの電極男が退屈そうにタバコを吸っている光景はさぞシュールだった事だろう…。
周りは昔ながらの高層アパートと中庭的な公園。
子供連れのお母さんたちが井戸端会議をしている。

2回目のテストは11:00開始。
10:50頃にお迎えが来て検査室へ。

また介護ベッドの上に長座するが、結構体にダメージが出始めている事に気が付く。
肩がバリバリに凝っていて、腰がじんわり痛い。
腰痛持ちの人は申告しておかないと多分20分持たない。

今回も眠気は無かったが、ケツが痛いから「さっさと終われ!」と偏に念じながら20分を過ごす。
それだけでは脳が現実逃避モードになって目をつぶりそうになってしまうので、長座の姿勢を生かしてモグラの操縦を脳内復習する。
幸い、両足と両手は丁度ペダルとスティックの辺りにあるので、それをかすかに動かしながら「レフトサイド・クリアー」「ロール」「戻し」など頭の中でブチブチ言いながらエアワークをする。
欲張ってトラフィックに乗ろうとしたところで無事にテスト終了。

ベッドから降りるときにふくらはぎがしびれてオネエサンに笑われる。

昼のテレビは朝に輪をかけて退屈!
旧林家こぶ平が「葬りたい男」なんてコーナーをやってる。
ああ、いかにも頭のおかしいオバタリアンが好みそうなコーナーだ。
ここは12チャンネルの時代劇で凌ぐ。

笑っていいともを超久々に見るも、ニューハーフ特集みたいな感じだったのでパス。
神様・坂井三郎の「大空のサムライ」の下巻、療養中のあたりを読んで硫黄島でグラマンに取り囲まれたあたりで3回目のテストのお呼びがかかる。

13:00からのテスト中はそろそろ妄想ネタも尽きてきた。
自分の脈拍が大体70〜74回/分な事を思い出して数えてみるが、20分間だと大体1400回とかになって「ひつじが一匹」状態になってしまいそうなので中止。

それよりも尻の痛さで脂汗が出てくる。
気が付くとバリバリに凝った肩のせいで段々と頭が痛くなってくる。
時々尻の位置を動かしたり座ったまま背伸びをしたりして何とか20分間凌ぐ。
正直ほっとしたが、まだもう一回あるかと思うと萎える。

病室に戻ってテレビをつけると12チャンネルで『ジョーズ1』をやっている。
懐かしい!
この時間って確か「B級映画アワー」で15:30までの枠だったはずだから、そうなるとクライマックスのあたりで最後の検査になるなるなぁ〜とか考えつつ、いい加減椅子に座り続けると腰が痛くなってたまらないので窓側に寄りかかりながら立ってジョーズを見る。

サメ狩りに出かけて最初の夜の酒を飲みながら傷を見せ合うあたりでお呼びがかかって心残りながらも最後の検査へ。

「これを無事に乗り越えれば訓練許可証がもらえるんだ!!」
「寝たら訓練許可証もらえないぞ!!」
と雪山のような状態で最後のテストに突入。
そういえば病室においてあった「MWT検査 パイロット用」なんて説明書の背表紙を思い出しながら死ぬ気で20分を耐え抜く。
何が何でも練習許可証をもらうんだ!眠気がない事を証明するんだ!!
気合だ!気合だ!気合だ!!

長い長い最後の20分間を耐え抜き、「検査終了です。」のインターホンがあったときは思わずガッツポーズしそうになった。

検査室でセンサーを取り外し、病室に戻ってシャワーを浴びて準備が整い次第帰ってよいとの事。

ちなみに、検査料金は前払いで10万円也…。

シャワーでシリコングリスを念入りに落として、ついでにガチガチの首やギシギシの腰にも熱めのシャワーを浴びせて頭痛を和らげて出る。

速攻で近くのPRONTOに駆け込み、カフェインを注入する。
何かシャバに帰ってきた気分だ。

それでも凝りが残って頭が痛いのでアゼリアのマッサージに行って凝りをほぐしてもらう。

検査結果は6/11頃に自宅に郵送されてくるらしい。
扁桃腺の外科的処置の為の診察はやはり予約を取って耳鼻科にかからないとならないらしい。

SASはCPAPで治療していれば何も問題なく普段の生活が送れるのに、面倒な検査が必要だったり、生命保険に入れなかったり、訓練許可証がもらえなかったり。
何か不条理だよなぁ〜。
何で無自覚で検査を受けない潜在的に危険な人より毎月お金を払って治療を受けている人の方がいろんな意味で社会的に制約を受けなくちゃならないの????
おかしくないか?

と、疑問に思ったりもした。


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2009-5-11

  Flight Log 2009年 05月 11日 - MWT予約しました


そんなこんなで川崎の大田病院内の大田睡眠化学センターにMWT検査の本予約を入れました。
検査日程は6/18〜19。

んで、「MWT検査」なるものの詳細を調べてみたんですが…。

  • 前日はキチンと寝ておく必要がある。(PSG検査もやる)
  • 2時間おきに4回ぐらいやる。
  • カフェイン、覚醒剤(!!)の服用は禁止。
  • 検査15分前から安静にする。
  • リクライニングチェアに頭をつけた状態で腰掛ける。
  • 部屋の照明を薄暗くする。
  • 「寝ないで下さいね」と言われる。
  • 脳波とか眼球運動計で寝ていないことを確認する。
  • 何分間寝ないでいられるかを計る。
  • 光源を直視するのは禁止。
  • 正常な人で30分±11分は大丈夫ならしい。
  • 8分以内に寝るのはOUT。
  • 寝たらその場で測定終了。
  • 複数回の平均値を検査結果とする。
  • 測定時間は1回20〜40分。(航空身体検査では20分法らしい)

要は、寝るのの我慢大会らしい。

うわ〜、私、すっごく寝るの得意なんですけど(汗)
CPAPつけている今ですらそんな状態に耐えられる自身が無い(滝汗)

お尻に画鋲刺していったら怒られるのかな?

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2009-5-10

  Flight Log 2009年 05月 10日 - 羽田の先生に聞いてきました


今日は羽田の先生が日曜出勤する日だと聞いていたので、朝一で羽田に行ってきました。

SASの主治医の先生のところではPSGはやってくれるけどMWTはできないこと。
MWTをやっている施設が少ないこと。
川崎にMWTやってくれるところを紹介してもらったけど、費用が高い事…。

私 「MWTって大臣判定に必要なんですよね?なくてもOKって事にはなりませんか?」
先生「マニュアルに明記されているので省略するわけには行きませんね。PSGは『ちゃんと寝ていること』の検査、MWTは『ちゃんと起きてられること』の検査ですから。」

で、やっぱり扁桃腺切除術を薦められ、でもそれをどこでやってくれるのかわからないことを伝えると、その川崎の病院に羽田の先生の友人(?)が手術をするほうの睡眠時無呼吸の治療を行っているとのこと。

MWTは(非常に高いけど)受けざるを得ないようなので、MWTの時にでも聞いてみるかなぁ…。

あと、マニュアルにあった「症状が安定して実績ができたらその後の検査を免除する事ができる」様な項目については、CPAP治療を始めてからの年数という意味ではなく、あくまでも航空身体検査を更新した実績という事らしい。
うーむ。
そんなわけで今後数年間は航空身体検査をパスするために年間+10万円の費用がかかることと相成りました。
痛い…。

しかし、SASであっても自家用機の訓練ができるということの(私が探す限りWeb上で始めての)人柱になれるのであれば、それも私が天から授かってしまった使命ではないかと諦める事にしました。

(コッソリと、「一回航空身体検査を取り下げて、他の先生のところで問診に何も書かなかったら通りますかね?」と聴いてみたら、やっぱり切々と「なぜ航空身体検査があるのか」という事について諭されました。
万一私が事故った場合、私が死ぬのはもちろんですが、誰かを巻き添えにしてしまったりするリスクもあるわけですし、航空身体検査を担当した羽田の先生にも迷惑がかかるわけで。
ま、当然ですよね…。)

6月に行う大臣判定の資料提出期限が5/19なので、もうムリ。
7月の資料提出期限が6/23なので、そこに間に合わせて7/3の判定会議の結果を待つことになりそうです。
無事に7/3の判定会議に通ったら訓練許可証が実際に手元に届くのは7月半ばぐらいですかね〜。

そうなると飛行時間をLogに書けるようになるのは7月末か8月になってからになるようです。

道のりは遠い。

  • こんにちわ〜!大臣判定クラブにようこそ!・・・・私も7月3日の判定会議です(笑)しかも今年で7回目! - タヌパパ (2009年05月20日 13時54分31秒)
  • ども、先輩。不束者ですが宜しくお願いしますm(_ _)m ってか、毎年5モグラもの費用がかかるのは痛いよぉ〜>< 早く卒業したいっす! - Tsubasa (2009年05月20日 22時08分12秒)

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2009-5-9

  Flight Log 2009年 05月 09日 - 空席なし


今日は大利根のクラブでクラブ都合のデモフライトがありまして、「デモ3機の右席募集!」となっていたので免許も許可証も無いけど急いで手を上げました。
(デモフライトだから完全に乗客になるつもりだったし(殴))

しかし、搭乗割を決める段になって選に漏れてしまいました…。
ま、そーゆーこともあるがな。

北海道旅行の片づけがあるので今日は日帰りの予定で久々に飛行場に行きましたが、日差しが強く真っ赤に焼けました…。

ジェットエンジンのラジコンが飛ぶというので見学のお誘いも受けていたんだけど、こちらは先日からの雨で地面が濡れているので延期という事になりまして、そう考えると今日の出撃目的は両方とも空振り…??

しかし、航空身体検査についての貴重なアドバイスを頂けたのでそれだけでも大きな収穫です。
あと、朝一の始業前点検も少し教えていただけたので思わぬところでホクホクです。
自分で飛行機飛ばしたい私にとってはこういうプロシージャをほじくり出していくのがまた楽しかったりします^^

あと、メインイベントのデモフライト。
凄まじい物を見せていただきました!!

3機編隊のデモだったのですが、
1機目が離陸してショートトラフィックで戻ってくる間に2機目が離陸準備。
で、2機目が離陸するタイミングで先行の1機目がローパスして編隊を組んでそのまま再び場周へ。
これぞ阿吽の呼吸というものか。

3機目の離陸が少し遅れていたけど2機の密集編隊(縦列前後差20mぐらい)で滑走路上1mをスローパス。
最終的に3機目も合流して縦列編隊で何度かローパス。

最後はデルタ編隊で低空進入して、滑走路反対端でブレイク。
そのまま1番機は急旋回で着陸。
2番機・3番機も場周せずに旋回で着陸。

すごいすごい!!
いいものを見せていただきましたm(_ _)m
このショーはお金取ってもいい(笑)

明日はバーベキューだ〜!!

(あ、今週は土曜日の日帰りでガマンするという目標まで墜落しましたか…。)

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2009-5-8

  Flight Log 2009年 05月 08日 - MWT検査とは?その2


忘れないようにメモ。

  • 検査費用!
  • 検査内容。

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2009-5-7

  Flight Log 2009年 05月 07日 - 検査待ち


忘れないようにメモ。

  • 睡眠障害の先生の話。
  • MWT検査の費用!
  • 羽田空振り。

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2009-5-6

  Flight Log 2009年 05月 06日 - 北海道旅行4日目


忘れないうちにメモ。

  • フリーダイアル。
  • 揺れますよ。
  • マイレージ。
  • また雨。

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2009-5-5

  Flight Log 2009年 05月 05日 - 北海道旅行3日目


忘れないようにメモ。

  • 北見農道飛行場見学。
  • 北見工大のグライダー練習。
  • 家族サービス。
  • またまた意外な繋がり発見。
  • 午後から寒い!

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2009-5-4

  Flight Log 2009年 05月 04日 - 北海道旅行2日目


忘れないうちにメモ。

  • 飛行機バカの血筋。
  • 滑空機の教本を譲ってもらう。
  • 愛別上空でグライダーを目撃。
  • 愛別飛行場はガラガラ。

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2009-5-3

  Flight Log 2009年 05月 03日 - 北海道旅行初日


[2009/05/12 追記]

北海道GW旅行初日。
まだライセンスは無いのでもちろんラインでの北海道行きです…TT
いつかは自分で飛んで北海道行ってやるぞ!!

今回はIN/OUTが女満別で、宿泊の拠点は北見になります。

行きの飛行機が7:55羽田発なので朝5時起き。
7時過ぎには羽田に着いたんだけど、既に人が多いこと多いこと…。

羽田発JAL1183便は35番ゲートからバスに乗って飛行機のすぐ前まで移動してタラップで乗るっぽい。

北ウイングの端からバスに乗って海側に回りこむと、垂直尾翼にやたらと大きな日の丸が書いてある747が2機。

おお!政府専用機じゃないですか!!

……カメラはしっかりとバッグの中だったので写真撮れませんでした…orz

ちゃんと本機とバックアップ機の2機で運用されているんですね。

んで、自分の飛行機に乗り込む。
機種はエアバスA300-600Rでした。

あれ?いつの間に女満別にA300なんて降りるようになったの?
DC-10かMD-11だった気がしたんだけど。ま、いいんですけど。

席は窓際取れなくてシブシブ中央にしたんだけど、窓際はやたらと一人で座っている人ばっかり。
非常口前の「緊急脱出援助お願い席」は空いていたから変わってもらおうと思ったけど、スポットを離れる直前におっちゃんが乗り込んできました(T_T)

で、窓の外が大して見れずに女満別に到着。
機内のNHKニュースのVTRで総理大臣が今日ヨーロッパに行く事を知りました。
なるほどね。

女満別空港のそばには網走湖とサロマ湖があって、着陸の時に湖が見えたときには北側から、湖が見えなかったときには南側から降りたということです。
但し、南側からの時も右窓際に座っていて天気がいいと摩周湖が見えることもあるので勘違いは禁物。

(霧の摩周湖として有名なんだけど、むしろ私は霧がかかっているところに遭遇した事が無いのですが…。)

女満別でレンタカーを借りて美幌峠と屈斜路湖を観光。
今日は美幌峠にパラグライダーは飛んでいませんでした。
雪も少し残ってたし、さすがに寒いか…。

屈斜路湖の砂湯で砂浜掘って温泉出すのを諦めているとインドから電話があって、明日訪問予定だった父方の祖母が昨日亡くなったとの事。
…1日遅かったです。
一昨日電話した時は元気だったのに。

さすがにそのまま観光を続ける気にもなれず、喪服も無いけどそのまま深川に向かう事に。

途中、北見のおばさんの家でカニとホタテを御馳走になり、39号線をひたすら西へ。

石北峠を越える直前までは何とか明るかったけど、西側が山なのであっという間に真っ暗。
層雲峡に来た時には全く両側の崖を見ることはできませんでした。

それと、峠に行く手前に「これでもか!」というほどエゾジカがいましたね。
国道の路肩で暢気に草食べてました。
10匹まで数えてあまりの多さに数えるのをやめました。

いつの間にか出来ていた上川からの高速を使い、深川に大体21:00着。
深川のおじさんの家に電話をするも誰も出ず。
とにかく家まで行ってみるとやっぱり誰もいない。
多分斎場か地区センターかお寺でお通夜なんだけどどこでやっているのかわからない…。

仕方ないのでカーナビに近隣の斎場を探させて、1軒1軒総当りする事にしました。
(まあ、バカなカーナビな上にデータが間違っているらしくて、そのくせ道路の向かいにある経由点を通り過ぎても御丁寧に街区をぐるっと回ってあくまでもそっちの車線の目の前を通らせられるし…。Panas○nicのカーナビは絶対かわねぇ!!!)

で、そんな「夜の深川カーナビラリー」をしていると再びインドから電話。
親父からで、おじさんの家に誰もいないことを言うと、おじさんの義理の弟さんの携帯番号を教えてもらう事ができた。
おお、超能力?

で、電話をかけると、果たして最初に入力した斎場でお通夜がされていたのでした。
内内での式だったから外に看板出てなかったのでわからなかった…^^;

ちょっと間に合わなかったけど、他の横浜の一族を代表してお線香を上げさせてもらいました(-人-)

20年ぶりぐらいに従兄弟に再会して、おじさん・おばさんと飲みながらあれやこれやと話していると、なんだかんだで飛行機の話に。

深川のおじさんも小さい頃はうちの親父とUコンやら1chのラジコンの頃から飛行機作って飛ばしていた飛行機マニア。
最近は深川の滑空場でグライダーにも乗っていたという話だけど、深川の滑空場は今は誰も使っておらず、まず草刈が必要との事。
機体も全部売ってしまい、グライダーは北見に行ってしまった事。
あ、ということは北見の滑空場とも繋がりがあるということか。
世の中は狭い。

そんなわけで初日は600マイル+400kmを走ったのでした。
生前には間に合わなかったけど、きっとおばあちゃんが従兄弟たちに引き合わせてくれたんだと。

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2009-5-2

  Flight Log 2009年 05月 02日 - ページの形式を変えてみました


1ヶ月を1ページにすると1ページが長すぎるので日毎に分けるようにしてみました。
これでWiki自体が携帯対応していると便利なんだろうけど、PDAとかiPhoneで見るときに見やすい?かも。

ここ数日は完全に仕事で燃え尽きていたのでFlight Logに書くような事してなかった…orz
通勤時間に航空特殊無線の教科書を再読したりはしていましたが、さすがに何度も読むと「飽きる」ので、普通の本を読んでいました。

  • 『名機 YS-11』: 前間孝則著 (読了)

位置づけ的には同著の『YS-11(上/下) 国産旅客機を創った男たち』の続編というか「その後」なんだろうけど、YS-11がというよりは日本の航空産業の歴史的問題点のドキュメンタリー的な色合いが強い。
ヒコーキ好きには前著の方がオススメ。プロジェクトX的なものが好きな人は両方読むべし。
前間さんのドキュメンタリーは好きだな。

  • 『知って驚く飛行機の話』 飯山幸伸著

光人舎NF文庫らしい細かい字いっぱいの本。主にWW2時代の戦闘機・爆撃機の開発秘話というか、シリーズの発展秘話みたいな内容。
割と面白い。
まだ全部読んでいないからコメントは後日。

さて、明日から北海道です。
ラインの機内でGPSロカー使ってたら怒られるかな?電波出さないから大丈夫?
それ以前に単三電池4本のバッテリーパックが不審物に見えて捕まるかな?

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最終更新日時:最終更新時間:2009年05月02日 11時33分28秒
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