モヤモヤの原因がわかってやっぱりイライラする独り言

 

テレビを見ないのでもっぱらFMを聞いているのです。 

ラジオの良いところは、ラジオを聴くことに時間を占有されないこと。
悪いところは曲名やアーティスト名が注意して聴いてないとわからないこと。

曲名もアーティスト名も分からなかったけど、アーティスト名は今日分かった。

 

「中孝介(あたり こうすけ)」

 

……ダメだ……orz

 

一言で言うと「キモイ」。
近寄りがたいキモさじゃなくて、近づいて殴りたくなる系のキモさだ。

何でそんなキモイ声で歌わないとならないの?!?!
全く意味が分からん。
ちゃんと腹に力入れて歌えや!鼻で裏声出すなや! 

「トイレの神様」が曲として受け入れられない極致なら、中孝介は「声」として受け入れられない極致だ。
どちらもオンエアされると即座にラジオのスイッチを切る。
で、終わった頃につける。

ちなみに、「トイレの神様」は自分の中では「曲」ではない。
単に小学生の作文に節をつけて読み上げているのに過ぎない。
曲というのは背景にある情念とか情景とかを言葉少なな中に「ぎゅっ」と圧縮して込めているから良いのだ。
そういう「曲」自体の尊厳というか存在を否定するかのようなモノを「曲」とは認めない。
(んで、紅白出場で尺を詰めるのかどうかとか話題になったりして、アホかと。)

そういう意味では「中孝介」も「歌声」として、芯と音程の通った「音階的・音楽的発声」というものを冒涜されているような気になるから「キモイ」と感じるのだろうか?

でも、ロックとかパンクとかもっともっと発声的には爆裂しているものは一杯あるんだけど、不思議なことに私はその方面は全く「音楽を冒涜している」とは思わないんだな。
不協和音が鳴り響こうと、声が割れまくっていても、ノイズの塊だろうと、「それはアリだな」と思ってしまう。

あ、スイッチ切るところまでは行かないけど、日本人のヘナチョコラッパーモドキは「帰れ」と思ってしまうものが多いな…。
KREVAとリップスライム以外は大体逝っても苦しゅうない。
音も韻も踏まず、字余りを無理矢理早口言葉しているだけの「自称ラップ」が多いような。

と、脱線しつつ、

キモいけど名前がわからなかったアーティストが「中孝介」と判明して、モヤモヤが明確な否定認識となったというハタ迷惑な話でしたとさ。

偏屈な音楽観ですんません。

またつまらぬ毒を吐いてしまった…。