今は月に1回ぐらい

Flight Logすっかりご無沙汰です。

ご無沙汰の間のイベントをつらつら列挙すると、

  • DA42に乗せていただいて福島に行ってきました

普段は軽の営業車のような内装の飛行機に乗り慣れてしまうと、「おおうっ!飛行機とは高級な乗り物だったんだ!」と再発見させられるような内装!(笑)
革張りシートにグラスコックピット!グラスコックピットなんてシュミレータの中だけの世界かと思ってました。

DA42は燃料にJET-A1を使います。旅客機などと同じ燃料です。
外部点検で燃料タンクとかも調べますが、まさしく灯油の臭いがします。
ハイオクやAVガスと違って手につくといつまでもベタベタして臭いが残ります。
着陸してハッチを開けると石油ストーブの煙の臭いがします(笑)
でも、地方の空港に行くとAVガスもハイオクも常備していなかったりするのでJET-A1が使えるのは便利ですね。

そういえばライン以外で双発機は初めてでしたが、それを普通に操縦してしまうHROさんの神っぷりが。
行きは途中で模擬片発訓練と方発T/G。帰りは守谷VOR付近までIFRでした。
盛りだくさんなのにそれを半分も理解できていないであろう自分がなんとも申し訳ない限りですが、HROさんとSTGさんに感謝です。

  • 実地試験の座学を傍聴

大利根名物ベテラン訓練生のGST大先輩がついに訓練生辞めて受験生になられるとの事!
タイミング良く座学講座の1回目に居合わせることができたので、便乗して傍聴させていただいてます。

自家用の勉強は範囲が広すぎて脳味噌要領の少ない私にはどこから入れば良いのかサッパリでした。
が、実地試験での座学は「機長の出発前点検」の6項目を入り口に入っていくようです。

AIM-Jの読み方をHROさんに教わったり、天気図の読み方入門をKKI教官に教えていただいたり、飛べない分お勉強で埋めていたりします。

いや、実際埋まっていないような気がしますが…。

  • SF25Bに乗せていただきました!

変な弁護士ハンガーのオーナー様のご好意にあずかりまして、愛機のファルケ・SF25Bに乗せていただけました。

SF25Bはサイドバイサイドでコックピットのあたりはかつて大利根にあったROTAXファルケに似ていますが、タンデムファルケ・SF28Aのように脚が単車輪+アウトリーガーです。
飛行特性はグローブと違い、他のファルケと同じように「空に浮かんでいる感じ」です。
いいですねぇ、ファルケ!

ただ、いかんせん「遅い」のでそのあたりは毎回完全にネタにされております。

上空で少し触らせていただきましたが、操縦特性は素直でまさに「モーター付きクライダー」という滑らかさです。

動力滑空機の免許取ったらファルケを是非ともチェックアウトしたいですね。

  • 飛行時間は延びず・・・

年末は何かと物入りで、飛行時間はあまり延ばせませんでした。

だんだんと訓練のたびに教官に言われることが大体毎回同じになってきて、「コレさえ大丈夫だったらソロなんだけどねぇ・・・。」と言われっぱなしな状態に。
これまでのように1回30分の訓練では感覚を思い出したあたりで終了になってしまい自分も教官も困ってしまうこと、それと1ヶ月程度間を開けても自分の感覚がそれほど壊滅的に後退しないことがわかったので、1ヶ月に1回その月のお小遣いを全て投入して1回の訓練時間を長くする方向に変えてみました。

自分的には接地の動作も自分的に収束してきたように感じるので、収束の中心点をなるべく良い方向に向けていければ良いな~と思っています。

 

このごろは朝一で飛行場に行くと枯れ芝が一面霜で真っ白だったりします。
機体にも霜や薄氷がついていたりして、スポイラーの動作点検や主翼の掃除を念入りにしないといけませんね。
・・・・・・メチャクチャ手が冷たいですが・・・。