2011年10月16日 - JMGCラリーに参加しました!

遅くなりましたが、2011/10/16はJMGCの「ラリー大会」と「サンマパーティー」でした。

ラリー大会は、

  • 当日発表のコースを規定時間で飛んで、オーダーとのズレの少なさを競う
  • 出題されるクイズについてコース内で答えを見つけて回答する
  • 着陸の精度と美しさを採点する

の合計で順位を争うというものでした。

1週間ほど前からメーリングリスト上で参加者の募集があったのですが、
まだナビの訓練まで行ってないし(それどころかソロにも出てない)、着陸もとれもじゃないけど競えるレベルにないし、
ナビできないのにクイズに回答できるわけねーし!と思っていたのでちょっと参加を躊躇しておりました。

なんだかんだで前日の夜も遅くなり、『あふたーもぐらソロ』でナビ部分の読み返しをする時間もなく、
G109Bの飛行規程の読み返しをする時間もなく、明日のRJAAのTAFはガスト出てるし、こりゃぁアカンなと、
先週までカゼっぴきだったこともあり、とっとと寝てしまいました。

あけて当日朝、携帯で再びMETAR/TAFを見ると予報はさして変わらず。
南風10ktぐらいの予報が出ており、メーリングリストでの参加表明も少なかったので、
もしかして飛行場ガラガラだったりして~と思いながら飛行場へ。

……すると、まだ9時過ぎだというのにクラブハウス前に人だかりが…(汗)
既にコースが発表されており、ルールの詳細などを知ろうとやんややんやでした。

コースは「大利根飛行場 → 上総一ノ宮 → JR千葉駅 → 大利根飛行場」の三角コース。


制限時間は50分。
そのあたりは依然HROさんにIS28M2で連れて行って頂いたちょっと先なので全く知らないわけではないけど、実際に行ってみたことはない。
JR千葉駅も東京湾から「あのへん」程度にはわかっていたけど「駅」がどんなだかはわからない。
千葉駅は上空から写真を撮らないといけないらしい。
うーむ、難易度高い…。(当社比)

クイズの問題は冊子になっていて乗り込む直前に渡されるらしい。

いろいろ躊躇できるところはいっぱいありましたが、KIK教官に同乗(同情?!)していただけることになり、エントリーできることになりました。

機体のカバーを取って、JA2429の始業前点検とランナップをしました。
特には異常なし。

開会式の後、エントリー順に出発順が決まり、私は3番目の出発となりました。

まずはKIK教官にナビログ(航法計画)の作り方を教わらなければ…。
それと、コンピュータ(E6B)も無いので急きょ借りて、使い方から教わる事に。

最初に、コースの各レグの距離と真方位を地図上で測ります。
って、プロッタ(分度器付きの物差しみたいなの)も買ってはあったもののちゃんと使った事が数回しかないので、どの目盛りを見て測るか見間違えて何度か測り直す羽目に。
(持っているチャートで使う目盛りにマジックで色付けちゃいました。)
方位の測り方も教わり、手持ちのプロッタの分度器部分が360度回転するタイプでとても使いやすい事が判明。

結果、距離と方位だけで10分ぐらいかかり、何とか計測完了。

  • 第一レグ:大利根 → 佐倉VOR(TYE) 距離:5nm TC:169°
  • 第二レグ:佐倉VOR → 上総一宮駅 距離:25nm TC:169°
  • 第三レグ:上総一ノ宮駅 → JR千葉駅 距離:19nm TC:319°
  • 第四レグ:JR千葉駅 → ユーカリヶ丘駅 距離:7nm TC:18°
  • 第五レグ:ユーカリヶ丘駅 → 若草大橋 距離:9nm TC:18°

(TCとは、真方位の事で、北極からの方位です。)

ここで、元の第一レグと第三レグを分割したのは……何でだったか忘れてしまいました(汗)
でも、VORの直上を通るルートが使えるならVORのラジアルが使えるので便利かも…です。
(結果的には、旋回地点以外の目標はVOR以外気にしているヒマがありませんでしたが…。)

次に、各レグの風向と風速を調べます。
今回はどれも成田空港(RJAA)からそう遠くなく、時間も1時間以内なので全レグでRJAAのMETARを採用!
260°10kt。(よく考えれば非常に簡易な数字だったのかも…。木更津とか館山とかもあっただろうに。)

ここで「フライトコンピュータ」の登場!
「コンピュータ」と言ってもダイアル式の計算尺みたいなのです。
ナビ訓練の先輩方がグルグル回しながら「フムー」なんて考えていますが、使い方は…わかりません…。
と、いうかですね、単なるプラかアルミの円盤に目盛りが振ってあって所々に窓が開いているだけなんですが、結構高いんですよ!これが。
8桁四則演算ができる電卓が百均で売ってる時代に、一万円札でお釣りが出ないほどしたりするのですよ!
と、いうわけで「ナビに出るまで後回しにしよ~」なんて思っていたわけで。
でも使い方に習熟しなくちゃならなわけで、早めに買えるならそれはそれで良いかもしれないですね。
基本的な使い方は同じでもモノによって結構細かい部分で使い勝手が大きく異なるようなので、いろんな人に話を聞かないとね~。(先送りとも言う。)

今回はまず「偏流修正角(WCA)」というのを出します。
予想される風でどれぐらい流されるか(=行きたい方位に対してどれぐらい偏流を取らなくちゃならないか)の角度です。
それと同時に、真大気速度(TAS)に対して対地速度(GS)がどうなるかも算出されます。
フライトコンピュータ作った人って頭良いですね…(汗)
ちなみに、今回TASはG109Bの普通の巡航速度である80kt(170km/h)で設定しました。
(後にほとんど全行程において無視されるという悲惨な設定になるわけですが…。)

偏流修正角を出して真方位に足すと、それは修正針路(TH)になります。
今度はこれに「偏差(VAR)」を足します。
偏差とは、地図上の北極南極に対して、地球磁石の北極・南極がどれぐらいずれているかのパラメータで、日本国内でも場所によって違います。
が、今回飛ぶ範囲はTCAチャートと区分航空図によると7°±30分の中に入っているので、「7°」とします。
(これ、北海道に飛んで行った時には北上するにつれてだんだん増えていきました。)

修正針路に偏差を足すと磁針路(MH)になります。
さらにこれに「自差(DEV)」を加味する必要があります。
これは、機体それぞれに固有の、「搭載磁気コンパスと実際の磁方位とのズレ」で、機体の構成材料の中で磁力線に干渉するものの配置や磁力線を出すものの配置で決まるんだそうです。
なので、機体によっても厳密にはバラバラですし、同じ機体でも向いている方位によって変わります。
コックピットのダッシュボードに貼ってある小さい表の事ですね。


クラブのG109Bは幸い(?)2°以内に収まっています。
短距離の簡単なナビなのでは無視したりもするそうですが、今回はJA2429の表を撮影してきて参照。

表自体は検査の際に整備の方が測定して記入してくださるのですが、結構頭がパーになりました。
というのも、例えば、「Far 240、Steer 242」などと書いてあり、これの意味は
「機体を240°に向けるとコンパスは242°を指した」ということです。
ってことは、240°に向かって飛びたいときは、コンパス242°に向かって飛べば良いわけで…(@_@)
超単純に、「[Steer - Far]を行きたい方位に足す」と覚えてしまえば良い…のかな?(自信無し)

で、磁針路(MH)に自差(DEV)を加味するとやっと「実際に飛行する際に向かう針路」になります。
ヤレヤレ…orz

後は、レグの距離を対地速度で割って予定飛行時間(ETE)を出します。
これを離陸した時刻に足すと到着予定時刻(ETA)になります。
さらには、レグ毎の距離と残距離、区間総距離を記入します。

そんなわけで、ナビログを作ってわかった事は、「総距離:65nm、予定飛行時間:49.1分」
……なぬ、49分6秒とな!!
オーダータイムは50分で、計画上での余裕はわずかに1分。
しかもオーダーから1秒ずれるごとに持ち点100点から1点減点なので2分40秒以上遅れると時間点は0です。
(もちろん早くても減点です。)
しかも、この50分には離陸滑走・上昇の時間も含んでいます。
ゴールはクラブハウスからの目視位置通過でチェックされるので着陸は不要ですが、クイズの為に旋回したり地上目標確認の為にコースを外れたりする時間は全然ないっす!!
千葉駅の写真だって一発で撮らないと深刻です。

この他に「本当の」ナビ訓練では高度とか上昇下降の計画や、搭載燃料の決定などまだまだ検討するべき要素があるのですが今回はパス。
「高度は離陸して1500ftに達したら後はひたすらそのまま。」
「燃料はそれなりに入っていればヨシ。」
「代替飛行場ナシ。通過空域ナシ。」
という「簡易ナビ」になりました。
でも、東京湾は飛行機が多いし、成田の空域の近くも通るので東京TCAの東側の周波数をメモしておきます。
それと、飛行場から5nmを超えて飛行するのでフライトプランをOpenする為の東京INFOの周波数も。

KIK教官曰く、「高度は離陸したらできるだけ早く1500ftまで上昇してあとはキープ。速度は80kt以上をキープ。
という作戦でとにかく遅れないように、一宮・千葉駅までまっすぐ!」という作戦。

正直、私はナビログ作成だけで汗ダラダラ。
(KIK教官もいきなりゼロからのナビログ指導で…お手数おかけしましたm(_ _)m)

その後、ナビログを元にフライトプランの作成。


フライトプランは以前HROさんにDA-42の時に(!)教えて頂いたので多分特に問題なし。
まだ搭乗予定のJA2351が飛行中だったので、JA2351が帰ってきたらプランクローズと一緒に次のプランを入れる事にしました。

どうにかナビログができて汗を拭いた頃にJA2351が帰還。
フライトプランをクローズして、新しいプランをファイル。

後の予定が詰まっているので、ターニングパットで乗り換えることになりました。
燃料はまだ60リットル以上あったので十分。
飛行前点検をして、チャート、プロッタ、鉛筆、フライトコンピュータ(借り物)、フライトプランの写し、クイズの回答用紙、証拠撮影用のカメラを持ち込んで搭乗。


(何か二人ともテンションが変な顔になってますね・・・。)

座ってシートベルトを締めたところで機付けのチェックリストが無い事に気が付き、捜索。(汗汗)
無事に発見してエンジンをかけました。

RWY25に向かってバックトラックして、反対側のターニングパッドでランナップ。
バックトラック中に同乗のKIK教官とクイズの問題を確認。
地図上でアタリをつける。
クラブハウスにランナップ完了を報告するとラインナップの指示。
ラインナップして滑走路に正対して尾輪が真っすぐになったことを確認して、準備完了の連絡。

クラブハウスからスタート40秒前の連絡があり、DG、トラポン、エンジン計器の確認。
無線機のStandBy側に東京Infoが入っていることを確認。
VORのActiveに佐倉VOR、StandByに念の為成田空港のVORを入れて確認。
腕時計をストップウォッチモードに。が、腕時計は操縦しながらは使いづらい事を実感。
やっぱりストップウォッチを首からかける方が良い。
鉛筆を胸ポケットにあることを確認。
回答用紙とナビログはKIK教官に渡して、基本的な操縦は私で、書き物はKIK教官という分担。

クラブハウスからスタートの指示の無線があって離陸滑走開始。
ウインドソックは10ktの南風を指しているのを見て、左に滑走路を逸脱しないように注意。
幸い、思ったより離陸に風は影響無く無難に離陸。

離陸上昇で対地速度が小さくなる時間をなるべく少なくしようと、いつも以上に気を使って上昇速度110km/hを上回らないように維持。
若草大橋の少し手前でBreak trafficして南へ。
まずは佐倉VORのラジアル180°に乗るべく北部調整池を南に突っ切る。
第一問は「この写真は佐倉VORである yes/no」だったので上空から確認。
直上とは言い難かったけど上空を通過。佐倉VOR 180°ラジアルに乗れるように機内のVORを注視。
針がタテになってきたら今度はコンパスで180°を向くように修正。
後はしばらくラジアル上に留まるように操縦する。

が、そんなことをやっているうちに京成と総武線の線路を通過。2問目を目視確認できず。
とりあえず回答を保留して、とにかく180°。

成田空港が後ろに過ぎて八街市に差し掛かったあたりで俄然機体の揺れが大きくなる。
右前からのガストでガシガシと揺れる揺れる。
右を向こうとするわ、頭が上がり気味になるわ、左に流れそうになるわ、もう必死。


(いつもより多目に揺れております)

幸い、印旛沼上空から既に一宮と思われる市街地と、その先にある大東埼らしき岬は見えていたので、それを目指してひたすら抑え込む。
GPSレコーダー持っていかなかったけど、持って行ったら多分ヒドイ航跡が取れたことでしょう…orz
ラリー参加者の何人かはこのガストで酔ったそうですが、私は地図をほとんど見る暇もなく、操縦に必死だったので文字通り「酔うヒマもありません」でした。

そんな格闘の末あっという間にに一宮に到着。
が、ものの見事に海岸線の街の空撮写真を「これは一宮市外ですか yes/no」に「yes」と答える間抜けっぷり。
一宮市街と駅は海岸線じゃなくて内陸だよ……orz
よって、この問題は不正解。

ここで右にターンして今度は方位319°でJR千葉駅を目指す。
ターンが終わった時には既に千葉駅付近は見えているのですが、どこが「JR千葉駅」かそういえばわからないことに気がつく。
付近はビルがいっぱいだし、JRじゃない千葉駅も…。

KIK教官が「そごうがあったはず!」ということでとりあえずそごうを探す。
「そごうがある」と言われて、実は目を皿のようにしてそごうのカンバンを探していたのはナイショ。

千葉市街の外の高速道路を超えるあたりで白い横長の箱のようなものが複数の線路の上にまたがるように建っているのを発見。
ロータリーらしきものも見えるのでJR千葉駅だろうということになり、KIK教官に操縦桿をお願いして空撮。


(さすがにこれはダメでしょう・・・。もう一度。)


(これ、千葉駅だよね?ね?)

「JR千葉駅が入っていればOK」ということで少し引き気味に撮影。
駅の直上まで行かずに右に旋回して最終レグの利根川・若草大橋を目指す。方位は18°。

この間もクイズの問題の建物などを探してはいたが、私自身はすっかりテンパっていてあまり正常な判断はできておらず、多分このあたりのクイズがことごとくボロボロだったと推測。
相変わらずガストも激しかったものの視程は良かったので千葉駅を後にしてすぐに若草大橋を発見。
見慣れた印旛沼が下に来ると、予定コースよりもかなり東にズレているなぁ~とこのころ初めて気がつく。
千葉駅上空まで行かずに手前でターンしたから、同じ方位で進めば予定より東側にいるのは当然なんですけどね…orz
(もちろんそんな頭は回らず。)

北部調整池の南端についたあたりで、若草大橋のゴールまでは約2分。
時間的には残り6分程あったので、行きに確認し損ねた四街道駅のあたりの確認をする為に迂回。
行きに確認し損ねた問題は一応今度は見ることができました。
(でも正解できたかはイマイチ不明…。)

TCAを離れて大利根に周波数を変えると、JA3796が離陸準備をしているところでした。
フライトサービスにランディングインフォメーションを確認し、ゴールおおよそ1分前のコールをします。
横ではKIK教官がカウントダウンを開始。
一応自分達的には「ほぼオンタイム」で若草大橋を通過し、そのままライト・クロスウインド上空から高度を落としつつライト・ダウンウインドへ。
プロペラピッチをクライムに戻す。
(そういえばいつクルーズにしたんだっけか?多分佐倉VORに行く前だったと思うのですが…。)
プレ・ランディングチェックをして、ダウンウインドコール。

後はいつもの通りにベースを曲がって、ファイナルへ。
KIK教官がここでも勝負モード発令でかなり細かい指示。
300ftぐらいでもう一度ウインドソックをチラ見したところ、運良くあまり風が無いように見えた。風の切れ目?
何とかバウンドも逸脱もせずタッチダウン。
しばらく滑走路上を転がって再び離陸。
このときはどうなっていたのか知る由も無し。

飛び上って今度はショートパターンからの着陸なのでレフト・ショート・ダウンウインドに行くべく左へ。
で、上昇を始めたあたりでふと気がついた。

「あれ?ショートパターンってどうやって飛ぶんだっけ??」

確かパターン高度は700ft。
長門川の水門の横の赤白鉄塔の外側と安食の中学校の上を通るはず。
滑走路アビームで滑走路に平行に飛んで、パワー・レデュース。
で、滑空しながらその日の風の具合で適当な所でベース・ターン、ファイナルターン……でしたよね?

と、イロイロ思い出しながらアタフタしていたら滑走路アビームで600ftしかないじゃん!(ポカ)

仕方がないので100ft分気持ちタイミングを遅らせてパワー・レデュース。
タッチダウンポイントを見ながらパスをイメージして、滑らせないようにベースターン。
ファイナルは左回りに対して左からの風なので流されないように小さく~。
若干風上側で滑走路に向いたので流され過ぎないようにじりじりと右に盗んで、滑走路にアライン~。
あ、さっきより高い気がする~。
そろそろ飛行場に入るので右ラダーを踏んで左エルロン当てて~、ダイブ開いて~。
でもやっぱりさっきより高いなぁ~、でもダイブは既に全開だし~、ちょっと奥につくかな~。
速度~は抜けてないなぁ~、よっこらしょぉ~。
ゴン、、、ボテン。(←尾輪、主輪の音)
まあまあかな?
多分接地点にはついてないけど25点ぐらいにはつけたかな?

あれ、そういえばKIK教官何も言ってないな。
ヤバかった?でも手も出されなかったし。
そんなに変な着陸じゃなかったよなぁ…。それとも2回目の着陸は口を出してはいけない事になってた?(汗汗)

とか思いながら、ゴロゴロと西エプロンのあたりまでそのまま転がる。
ウインドソック見ると多分7~8ktぐらいの南風に見えるけど、不思議と左に頭を取られる気がしない。
クラブハウス前のターニングパッドに行って、エンジンを切る。

……終わった…。

今まで自分がしたどの飛行よりも忙しくて、疲れました…orz
60分TGLより3倍ぐらい疲れました。
自分で経過時間を見ることができたのは佐倉VOR直上の「6分30秒」と、若草大橋手前の「48分56秒」だけです…orz

西側ターニングパッドで機体を止めて、エンジンを止める。
エンジンを止めると運営のNMK先生が回答用紙を回収。
忘れ物の無いように(そして機備え付けのチェックリストを持って行ってしまわないように)荷物をまとめて機を降りました。

ラリーの採点は、タイムが持ち点100点で50分から1秒ずれる毎にマイナス1点、クイズが10問で各10点の合計100点、着陸が各100点満点の200点。
着陸の採点は設置帯に降りられれば100点、それから遠ざかるにつれて50点、25点、接地帯の手前だと0点。
それとは別に(?)得点にはならないけど着陸の美しさをA~Cの3段階評価。

まずは、タイム。
なんと50分+19秒で81点。

クイズは6問正解で60点……orz 他の参加者の皆さんがおおむね100~80点に収まっていたのでダントツのビリです。

着陸は1回目が何と100点(A!)、2回目が50点(C)。

合計291点で暫定2位でした。

で、その時に驚愕の事実が発覚!
KIK教官、着陸の採点は1回目だけだと思っていたそうで、2回目はノーマークだったとのこと。
(あ、それで何も言わなかったんですね^_^;)
「うわぁ~!2回目の着陸もしっかりやれば1位だったのにぃ~!!」
いえいえ、暫定2位というだけでビックリですってば。

クラブハウスで清算をして、デブリーフィング。
KIK教官「もっとまっすぐ飛びましょうね。」
……はい orz

サンマパーティーも何とか最後のサンマと新米にありつく事が出来、堪能させていただく事ができました。

後は順次参加の方々がトライに行ったのですが、どうも後になればなるほど着陸のコンディションが厳しかったようで…。
暫定2位がそのまま最終結果2位となりました!!


「迷子にならなきゃ儲けもの」ぐらい気持ちでしたがうれしい結果となりました。
商品のチケットと、副賞の飛行機の卓上模型を頂きました。

後から冷静に考えてみると、タイム自体は頑張ってジャストを目指しても全体の1/4にしかならず、優勝が305点だったことを考えるとタイムを捨てても着陸がちゃんと決まれば1/2は取れるわけで、実に絶妙な採点方式だったわけですね。
(と、まんまとタイムに思いっきり真剣になってしまったわけですが。)
それでもクイズ最低点であったにも関わらず順位が良かったのは着陸点が大きいわけですが、果たしてこれは…私の実力というよりは運ですね…。
現にクイズはルート上で見えるべきものに対する問題だったのに間違えまくりというのは、結局ナビとしての本質は非常にアヤシかったわけで、もっと周りを見れる余裕が無いといけませんね。

そのようなわけで、「ヘッドセットに慣れる」「E6Bを早めに買って慣れる」「着陸がちゃんとできるようになる」と課題を残して無事にラリーは閉幕になりましたとさ^^;
来年もあるのかな?